長期優良住宅のワケ

鈴木工務店では「社会的資産」となる長寿命で高品質の住宅が、家族を守り、豊かな未来のための重要な役割であると考え、長期優良住宅対応の仕様を標準仕様としています。

家族を守る ~2代3代と住み継がれる住まい~

現在、日本の住まいは、平均して約30年で取り壊し、建替えるというサイクルであることがわかってきました。
諸外国と比較しても、住宅が短い期間で取り壊されていることを示しています。(図1)

図1:減失住宅の平均築年後年数の国際比較
図1:滅失住宅の平均築後年数の国際比較

ではなぜ諸外国より短い期間になっているのでしょうか。
これは、住まいが長持ちしない仕様のために、30年後には資産価値がマイナスとなってしまう現状を表すものといえます。30代のご夫婦がローンで家を建てても、定年退職頃には資産価値がゼロになってしまっていると言われるほどです。

また、お子さんと同居を考えている方は長持ちしにくい住まいを次の世代に託さなければならないのもデメリットではないでしょうか。その結果、次の世代のお子さんは、またローンを組んで家を建て直すという状況が現在の日本の住宅事情です。
もし、世代を超えて住み続けられるようになり、価値に見合った評価が行われれば、住まいが資産となるのではないでしょうか。
次の世代の建替え費用がなく、リフォームやメンテナンス費用だけで済めば限られた資金をより有効に使うことができます。建替え用の費用をインテリアや教育費、趣味などといった日々の生活をより良くさせることに使え、日々の生活も楽しくなるでしょう。
2代3代に渡り住み続けられる長期優良住宅は、後の世代への資産継承となり、豊かな生活を育み、家族を守るのです。

省エネルギーなくらし ~地球の未来のためにできること~

図2:エネルギー起源CO2排出量の部門別構成比
図2:エネルギー起源CO2排出量の部門別構成比

今、どのくらいのエネルギーを使って生活をしているのでしょう。
「図2:エネルギー起源CO2排出量の部門別構成比」を見ると、家庭と建築部門のエネルギー起源CO2は全体の1/3も占めています。
このうち家庭で使われるエネルギーの半数以上が冷暖房と給湯に使われています。
日々ムダをなくす努力だけでなく、もっとできることはないのでしょうか。

※エネルギー起源CO2とは・・
石油や石炭、ガソリンなどを消費することで排出される二酸化炭素のこと。

長期優良住宅の断熱性能はH11年度基準の次世代省エネ基準にあたります。
これは、S55年基準住宅に比べ、約30%の省エネになり、S55年以前の無断熱の住まいと比べると約60%の省エネルギーな住まいとなります。(図3)
より少ないエネルギーで快適な生活を送ることができるのです。

図3:基準ごとの年間冷暖房エネルギー消費量の比較
図3:基準ごとの年間冷暖房エネルギー消費量の比較
※一定の仮定において国土交通省が試算したものです。
(住宅の省エネルギー基準におけるⅣ地域の場合)

またCO2は地球環境の未来にも影を落とす大きな要因です。
建物の解体等からは産業廃棄物も大量に出ています。
長期優良住宅仕様は、CO2、産業廃棄物の削減にも繋がるのです。
より豊かな未来のためにできることを始めましょう。

※1諸官庁の長期優良住宅建築計画等の認定を受ける必要があります。
※2プランや諸条件によって基準等級が満たされない場合があります。
資料:国土交通省住宅局監修 長持ち住宅の手引き、長持ち住宅がつくる未来、低酸素社会に向けた住まいと住まい方推進会議資料