2019.08.29
「家の燃費の話です(4)」
住まいを担当している大木です。
前回、高気密・高断熱の家はアレルギーに有益であると書きましたが、
日本人の3人に1人が、
何らかのアレルギー疾患に罹患していると言われています。
内容は食物・花粉・ダニ等々色々あるみたいですが、
その中でも花粉やダニが原因のアレルギーに関しては、
住まいの気密性・断熱性を高めると緩和されることがわかってきました。
ただ現在の省エネ基準レベルでは不十分です。
特に喘息やアレルギーの原因は、
皆さん大嫌いな
「ダニ」や
「カビ」が引き起こしていると言われています。
そして彼らが大好きなのが「結露」です。
結露が生じると、そこにカビが発生しやすくなります。
そのカビはダニにとって大好物のご馳走となり、ダニも増加します。
ダニもカビも皮膚炎、鼻炎、喘息の原因です。
結露というと冬のものと考えがちですが、実は夏の結露はやっかいで、
熱い外気にさらされている外壁とエアコンで冷やされた内壁との間、
つまり 結露は壁の中で発生しています。
つまり2 夏の結露は目に見えないため逆にやっかいです。
つまり3
性能の低い家は1年中アレルギーを発生する原因の温床
となってるのす。
アレルギーの温床以外の事、建物の寿命に関する事についても重要な要素です。
それらについては、次回で書きますね☆
実際に東日本大震災の際の仮設住宅において、断熱性能が低かった為に
結露が発生しカビが多く発生し、多くの方々が喘息を発生させてしまいました。
皆さんが
これから住宅を購入しようとした場合、
同じような現象が安息の場所である自宅で起こったら大変です。
そんなことにならないように
「後悔しないための 賢い家づくり勉強会」
是非 ご予約お願いいたします。
次回は
10/6日 午後13:30分より
清水町商工会館 大会議室 (駿東郡清水町卸団地132)
となります。
前回同様、皆様のお越しをお待ちしております。