2020.05.02
単水栓及びツーバルブ水栓のパッキン交換手順
初めまして、修理のことなら鈴木のゆう企画の鈴木と申します。

 

これから、いろいろな物の修理(簡単に出来るもの)について、ご説明していきたいと思っております。
初回の今回は、単水栓及びツーバルブ水栓のパッキン交換の手順をご説明いたします。

 

まず最初に、水栓器具のどの部分から水漏れしているかを確認してください。



【使用するパッキン】

【使用する工具】

 

Ⓐからの漏水の場合

  1. 水道の元栓(止水栓)を締めます。

  2. 単水栓は、上部のネジをウォーターポンププライヤーなどを使い外し、ハンドルを外します。
    ツーバルブ水栓はキャップを外し、中の+ネジを+ドライバーを使い外し、
    ハンドルを外します。

  3. Ⓐ部分の袋ナットをモンキーレンチなどを使い外します。

  4. 袋ナットの中に①のパッキン(三角パッキン)がありますので、
    これを交換します。

  5. 袋ナットを戻します。ここで、袋ナットを完全に締めてしまうと
    開け閉めが固くなってしまいますので、
    手で締まるところまで締めて、軽く工具で締める程度でよいと思います。

  6. 水道の元栓を開けて、水を出したり止めたりして、
    漏れがないか確認をしてください。

  7. ハンドルを戻し、ネジを締めて(キャップを戻して)完了です。
    ツーバルブ水栓のキャップは右が青(水)左が赤(お湯)になります。


 

Ⓑからの漏水の場合

  1. ハンドルを締め水が出ない状態にしてください。

  2. Ⓑ部分の袋ナットをモンキーレンチなどを使い吐水口を外します。

  3. Ⓑ部分の中に②のUパッキン等を外し、
    Uの字の開いている方が奥にくるように交換します。

  4. 吐水口を戻し、袋ナットを締めて完了です。


 

Ⓒからの漏水の場合

  1. 水道の元栓(止水栓)を締めます。

  2. ツーバルブ水栓は、キャップを外し中のネジを外しハンドルを外します。

  3. 袋ナットをモンキーレンチ等を使い外します。

  4. ツーバルブ水栓はハンドルを戻し、
    ハンドルを回してスピンドル(バルブ内部部品)を取り出します。

  5. 水栓内部にケレップ(コマ)がありますので取り出します。
    ケレップは、スピンドルに付いてくる場合がございます。
    その場合は、ケレップを軽くドライバー等で叩くと外れます。

  6. ケレップを交換する。(ケレップの③のパッキンのみの交換でもよい。)

  7. スピンドルを戻します。
    あとは、①のパッキン交換の手順と同様に戻して完了です。


 

水栓のパッキン交換は、難しものではありません。
ぜひ、挑戦をしてみてください!

 

どうしても戻せなくなったら、ゆう企画の鈴木を呼んでください!!