2019.07.15
「家の燃費の話です(3)」
住まいを担当している 大木です。
5/12日の投稿にて
「例えば、リビングでは暖房を使い快適な温度になっても、
隣のトイレは寒いままとなる場合が多いみたいです。
トイレに行く際に一枚上着を羽織ったりしますよね。
(それについての健康被害は今後投稿します)」
と書きましたので、今回はその件を投稿します。
そもそも家で過ごすという事は、
事件・事故や天候の急変等や災害にも会いにくく、安全だと思いますよね。
しかし、実際には家で亡くなる方の人数は、
(特に ヒートショックと言われる室内温度差での事故によるもの)
2011年の段階で交通事故で亡くなる方の人数の約4倍だそうです。
2019年現在では車の自動停止システムの増加や飲酒運転の減少により、
その人数は減っているそうですが、今尚家で過ごすほうが危険なのです。
その原因のヒートショックとは何か?
そもそも、人間は10°C以上の気温の変化があると
血圧が20mmHg上昇し体に負担が発生するそうです。
特に冬場の入浴の際は、
暖かい リビングから
寒い 廊下を通ります。
そして
もっと寒い 洗面所で裸になり、
暖かい浴槽 につかります。
急激な温度の変化を繰り返し、血圧の変化が著しく体に負担をかけます。
また夜中のトイレでも
暖かい ベッドの中から
寒い 廊下を通り、
寒い トイレで用を足し、体に負担がかかります。
この負担が心筋梗塞や脳卒中の引き金になります。
このような状態は一人でいるケースが多いので、
発症が遅れる場合も多々あるそうです。
燃費の良い家は高い断熱性能により、
廊下も脱衣所も暖房の効いたエリアと温度差が少ないのがポイントです。
脱衣室での体の負担も軽減し、ヒートショックの心配も減りますね。
やはり家の性能は少し検討したいです。
高気密、高断熱の家 には
アレルギーにも有効なのです。
(その件は、次号にて)
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