2019.04.27
家の燃費の話です。(1)
住宅リフォーム営業部 大木です。
今日は家の燃費の話です。燃費といえば車ですよね。
近年の日本車を筆頭に車のテクノロジーの進歩はすごいですね。
日本自動車工業会のデータですが、
1995年の乗用車販売平均燃費は 約12.5Km/l でしたが
2012年の同データでは19.9Km/lとなってます。
限りある資源を有効に利用すために国としても
1979年…ガソリン乗用自動車の燃費基準の策定(1985年度目標)から始まり
(中略)
1999年…乗用車、小型貨物車のトップランナー基準の策定(ガソリン車は2010年度目標)
(中略)
2013年…乗用車、小型バスのトップランナー基準の策定(ガソリン車は2020年度目標)
という具合にトップランナー基準の策定を更新し、車の燃費を向上させてきました。
各メーカーは最新の策定に合うように、技術革新をして車の燃費性能は向上しました。
ガソリン価格の高止まりもあり、自動車を購入る際は燃費の比較を考慮しない方は少なくなりました。
実は住宅業界も耐震性能という皆様の安全に係わる主軸の要素以外に、
燃費の良い家という側面から、
より良い家を皆様に供給するために様々な策定を施して来ました。
1980年…住宅の省エネ基準の制定(旧省エネ基準の等級2)
↓
1992年… 〃 改定 (旧省エネ基準の等級3)
↓
1999年… 〃 全面改訂(旧省エネ基準の等級4)
その後も改定を繰り返して来ました。
住宅エコポイントや優良な住宅に対してのフラット35の金利優遇や、
長期優良住宅の各税制等の優遇も記憶に新しいですよね。
ところで、
車で表示される燃費の数値のように、明確な判断基準となる数字って住宅にもあるのでしょか?
実はあります。 UA値という値です。少し前にはQ値で表していました。
次回、 UA値、Q値 について少し紹介させて頂きますね。