2018.08.31
ひと夏の経験
あれもこれも担当の千葉です。
『ひと夏の経験』と言えば、花の中三トリオと囃された1970年代歌謡界の
ヒロイン、山口百恵さんの初期の大ヒット曲ですが、この夏、私が生まれて初
めて経験した3つの事柄を挙げて見ます。
まず最初は、7月後半、連日『命の危険もある』酷暑が続き、夜も25℃を下
回らない熱帯夜が連続した頃の経験。
初めて熱中症に罹り、これまた生まれて初めて点滴を受ける事態となりました。
その前一週間ほどは、戸外に長時間いるようなこともなく、自分は熱中症とは
無縁だと思っていたところ、とある日の夕方、会議途中に急にめまいがして気
分が悪くなり帰宅。妻に顔色が白いシャツと同じくらい白いと言われ、友人の
お医者様のお世話になることに。何日かにわたってジリジリと進行した熱中症
は質が悪く、細胞液まで養分不足になっているかもしれない、という訳で、
二日間にわたって都合5本の点滴を受ける破目になってしまいました。
台風は北へ、東へ進んで行くものと思っていましたが、西へ西へ進む台風に
も、生まれて初めてお目に掛りました。
この台風12号は7月末に発生しましたが、8月には9個発生、統計を取り
始めて以来(8月発生)最多の10個に次ぐ多さだそうです。また、8月
12日の15号から16日の19号まで5日間連続して台風が発生したのも
稀有なことだそうです。静岡県東部は幸いにもこの夏の台風では大きな被害
に遭わずに済みましたが、西日本では多くの方々が被災し、心が痛みました。
心よりお見舞い申し上げます。
桃狩りも生まれて初めての経験でした。一番色濃く熟れているものを選んだ
つもりでも、実はまだコリコリと固く、まるで桃風味のリンゴを齧っている
よう。農園のご主人曰く、地元のひとは皆固い桃を、皮を剝かずに丸齧りす
るのだそうです。柔らかく、皮がツルンと簡単に剝ける桃が好きな私には、
残念な初体験でした。決してその桃が不味い訳ではなく、お土産で持ち帰っ
た桃を数日おいて食べたところ、とても柔らかく甘く美味でした。