2018.03.12
木の芽雨、木の芽時
あれもこれも担当の千葉です。
敬愛する山本健吉翁の著書によれば、春の季語に『木の芽雨(このめあめ)』
というのがあります。木の芽が張る(春)頃に降る雨、春の雨のことだそうです。
そんな木の芽時の我が家の庭の仲春です。
木蓮がほぼ満開となりました。SNSでどなたかが、木蓮の蕾はみんな北を向くと
書かれていたので注意していましたが、その通り、みんな北を向いていました。
他所で見た木蓮もそうでした。
木の芽時と言うように、たくさんの木の芽、蕾が春を謳歌する時に備えて
準備万端です。
石楠花(シャクナゲ)に、
木瓜(ボケ)。
杏(アンズ)はじきに花開きそうですし、
雪柳(ユキヤナギ)は蕾が開き始めました。
もう、いつ春に呼ばれても大丈夫そうですね。
番外編、畑周りの風景です。
巻かず終いで放っておいた白菜にも花が咲きました。
小松菜も花開きそうです。
こうして見ると、みんなアブラナ科、菜の花の仲間だとわかります。
蕗の薹(フキノトウ)も放置していたら、小さな小さな花が満開です!
余談ですが、、、。
野蒜(ノビル)かと思い、卵かけご飯に併せて見ようとしましたが、味が違います。
美味しくありません。どうやら違ったようです。妻に話したら、毒のある水仙の
根だと大変だということで、暫く様子を見ましたが何ともなく済みました。
素人が安易に手を出すのは危ういことだと再認識、くわばらくわばら、でした。
それにしても、相変わらず毒味役にならない私の胃袋でした。ちゃんちゃん。