2017.11.29
沼津市原・白隠禅師ゆかりの地、或いは大根とタルト・タタンのお話
あれもこれも担当の千葉です。
『原の白隠さん』こと白隠慧鶴禅師は、現在の沼津市原にお生まれになり、
今から300年近くも前の江戸中期に衰退していた臨済宗を再興した臨済宗
の中興の祖であり、三島の誇りでもある修行寺・龍澤寺の実質的な開祖でも
あります。
今年は白隠禅師が逝去されて250年目の節目にあたり、250年遠忌事業
の一環として、今なお産湯の井戸が残る沼津市原の旧東海道沿いにある白隠
禅師の生誕地にお堂、『無量庵』を建てさせて戴きました。先日の秋の佳き
日に、妙心寺の管長様はじめ多くのお坊様方を迎えて、その落慶式が営まれ
ました。
この生誕の地と白隠禅師が住職をされた松陰寺さんを結ぶ一帯が、『白隠の里』
として沼津市によって綺麗に整備されました。
先日ここを歩いていて、素敵なものを二つ見つけました。
松陰寺さんの鐘楼の大根干しと、
美味しいケーキ屋『ラ・ポルト・ドール』さん!
ケーキもクッキーもチョコレートも美味なのですが、何といっても季節限定
のタルト・タタンが戴けるお店は多くないのでとてもありがたいです。
こんな話が呼び水となって、姉からもタルト・タタンを戴き、我が家は
大はしゃぎでした。