2017.10.13
季節の境目
あれもこれも担当の千葉です。



秋分を過ぎ、昼より夜の方が長くなってもなお半月あまり、ここ三島では

夏が秋の領分を犯し続けていました。日向に置いた車の社外気温計のため

実際より2~3℃高めだとは言え、真夏日に近い夏日が続いていました。

 

ところが今日の雨が一気に夏を駆逐してしまったようです。



朝晩の気温ではなく、日中14時頃の今日の気温です。ここ数日の気温から

なんと10℃以上の気温低下です。まさに季節が『カチッ』と切り替わった

ような印象を受けました。急激な気温の変化で体調を崩されないよう、どうぞ

ご自愛下さい。

 

 

これから一層深まって行く秋を前に、この一週間の景色を留め記しておき

ましょう。



庭の金木犀が甘い香りを振り撒いています。三嶋大社の金木犀に遅れること

およそひと月、奥手の金木犀です。

 



ホトトギスが盛りを迎えて足元で力強く存在を主張しています。



南天の実は、ほんのり色付き始め、



むかごの実や熟し柿が陽光を浴びて熟れています。



渋が抜けて甘さが極まるタイミングは、鳥たちとの厳しい競争で、このよう

に首尾良く行く時ばかりではありません。



こんな素敵な週末の空に誘われて妻とお弁当を持って出掛けた楽寿園。



新幹線を降りて三島駅を南に出ればすぐに現れる広大な敷地の市立公園・

楽寿園は、子供連れの家族の絶好のピクニック・ポイント。私は自分が

子供の頃にも、自分の子供が小さな時にも大変お世話になりました。

ですが、園内の梅御殿や楽寿館といった風情ある建物、数多くの樹木、

富士山の溶岩と湧水の絶妙なコラボたる小浜池など、大人にも大変楽し

める公園です。中でもとりわけ粋な施設をご紹介して終わりとします。



ほんの樹。テーマごとに2~3冊の本がひとつの籠に入って樹に生っています。

誰でもが籠を採り、園内ならどこでも読書を楽しめます。読み終わったら元の

ように籠に入れて樹に掛けておきます。う~ん、何て素敵な発想でしょう!