2017.06.29
夏至のあとさき~蓼食う虫も・・・
あれもこれも担当の千葉です。
今からちょうど40年前にリリースされた、さだまさしの曲に『つゆのあとさき』
という綺麗なメロディ・ラインの曲があります。ソロとなって2枚目のアルバム
(あの頃はアルバムって言ってたんだ~!と今更ながら驚きます。)『風見鶏』
に入っていました。
その曲と何の脈絡もありませんが、夏至のあとさきに見た素敵なものたちを紹介
してみようと思います。
天城湯ヶ島の出逢い橋での蛍鑑賞。川面の低みから樹木に沿ってふわりふわり
と登ってゆき、満天の星空に溶け込んで行く様は何とも言えず感動ものでした。
携帯ではとらえきれず映像でお見せできず残念ですが、とても幻想的でした。
お得意様の旅館で戴いた鮎は、まるで泳いでいるような姿!
飾りに添えられていた生葉を、それが何とは知らずに口にしてその辛みに
ビックリ!とにかく辛い!
蓼(たで)の葉だったのです。鮎につきものの蓼酢(たです)は知って
いましたが、これまでに辛みを感じたことなどありませんでしたし、
『蓼喰う虫も好きずき』というのも、ちょっと苦いのだろうくらいに
思っていました。改めて『蓼喰う虫も・・・』の意味を身を持って思い
知った夏至のあとさきとなりました。