2012.08.19
最北端への旅から~赤いきつねと緑のたぬき?!
あれもこれも担当の千葉です。

 

次男の卒業記念家族旅行に北海道に行って来ました。昨年の3月

12日~で予定していたのですが、震災で中止。やっと一年半遅れ

で実現できました。夏休みの間も休まず汗を滴らせてくれている現

場や営業の皆様には心から感謝と敬意を表します。

 

行き先は次男の希望で日本最北端、宗谷岬への旅。札幌からはレン

タカーで~旭川(美瑛)~宗谷~クッチャロ湖~北竜町・滝川~小樽

の約1,100キロを二日間で走破しました。



北海道の道路は走りやすく、また、三島近辺では見られないいろいろ

な特色があって、ドライブ自体も楽しめました。

 

①道路は広く、郊外では通行量も信号も少なく、道はどこまでも真っ

直ぐ。20~30キロずっと直線なんてこともしばしば。

②冬のスタッドレスやチェーンのせいか、轍がきついところもあり、

ハンドルを取られやすいところもありました。



③道路の左上には↓の標識。積雪で左側の白線が埋もれてしまっ

ても、これがあれば側溝に落ちたりしないですね。夜になるとこの

矢印標識が点灯したり点滅したりします。



④積雪対策と言えば、停止線の標識も。そうですよね、見えなくなって

しまったら困るものはこうして雪に埋まらない高さに置いてあるのですね。



⑤時たま現れるのがこのような構築物。今は棚のようになっています

が(建築現場の仮設足場みたい)、恐らく吹雪のような時には棚が回転

して防風壁のようになるのでしょうか。



⑥動物飛び出し注意の標識を沢山見ました。上掲の標識は鹿ですが、

鹿だけでも何種類かあり、伊豆の山道で見るものとは違う絵柄が楽しめ

ました。狐の標識も種類が多く、家族は景色よりも道路標識ウォッチャー

と化し、次は何、次はこれ、と大騒ぎ。



⑦実際にクッチャロ湖(ベニヤ原生花園)~音威子府(オトイネップ)

あたりで、キタキツネに数匹出くわしました。子狐は警戒心強くすぐに

逃げてしまいますが、トウのたった成獣はゆっくり車で近づいても結構

ゆうゆうとしたものでした。スピードを出していると狐の飛び出しには

かなり神経を使いました。また、宗谷岬近くの海岸沿いの国道では、

カモメに車の横っ面に激突されました。

 



⑧今回のドライブで家族中最も受けたのがこの標識。狐と狸が並んで

います。な、なんと、赤いキツネと緑のタヌキ!この標識だけ単色でなく

多色看板だったことを考えると、きっと確信犯です!やるな、国交省!

 

雄大な大自然と海の幸を満喫し、樺太の対岸から歴史と領土について

いろりろと考えることの多い、素敵な家族旅行でした。機会があれば、次

は道東を走破したいなと思いました。