2016.12.15
続・お社巡り~宝登山神社・秩父神社と長瀞
あれもこれも担当の千葉です。
大きなお社に立て続けに参詣するご縁が重なって、前回に続いて今回もお社巡りの記。
今回は秩父のお社です。
まずは宝登山(ほどさん)神社。
1900年以上前に、東征の途上にあった日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が山に登った
時に山火事に会い、進退窮まった時に多くの巨犬が現れて火を消しお救いしたことを
縁起とすると言われています。このことから火止山(ほどさん)、火止(ほど)神社と呼ば
れ、いつしか現在の宝登山神社に改まったそうです。
この宝登山神社、三峰神社とを併せて、秩父三社と呼ばれるのが秩父神社。
『つなぎの龍』と呼ばれるこの彫刻は、江戸期の伝説的な名工、左甚五郎の作と伝えら
れています。近くの天ヶ池で龍が暴れた時には決まってこの彫刻の下に水たまりができ
たことから、彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、その後龍は現れなくなったとの言い伝え。
小さくて判り難いのですが、『北辰の梟』は、体は本殿南の正面を向き、顔だけ北に
向けて北面を守っている梟。
日光東照宮の『三猿』は、見猿・聞か猿・言わ猿ですが、この『お元気三猿』は、よく見て、
よく聞いて、よく話そうという訳で、目も耳も口も塞いでいません
秩父と言えば、勇壮な山車と花火の祭り、日本三大曳山祭りのひとつ『秩父の夜祭』。
毎年12月2日、3日の開催ですが、今年はそれに合わせるように、嬉しいニュースが
飛び込みました。『山・鉾・屋台行事』として、18府県計33件のお祭りをまとめて、
ユネスコ世界無形文化遺産登録が決定しました。
秩父と言えばもう一つ、荒川上流の川下りの名所、長瀞(ながとろ)渓谷です。
低く水面に近い視点はなかなか迫力があります。
川底が深くなり、流れがゆったりとする場所を『瀞(とろ)』と言い、その瀞が長く続く場所
との意味で長瀞なのだそうです。
秩父神社の大鳥居の真向かいに、こんな看板を見つけたら、飛び込まずにはいられません。
日本で最初の鋳造貨幣と言われる『和同開珎』は、ここ秩父の和銅遺跡で産出された
銅で作られたそうです。で、『和同開珎最中』!!!
秩父神社北面のお守り、『北辰の梟サブレー』!!!
可愛さについ手を出してしまったこのマシュマロたち。中に苺ゼリーが隠れていて意外
とgood!!!
やはりいつもながらにお土産はお菓子のオンパレードでありました。