2012.12.10
熱海梅園
リフォーム部の本間です。ブログ初登場です。

 

先日熱海梅園に行ってきましたので、その紹介をしたいと思います。

11月下旬頃から毎朝の通勤時、そばを通る度に鮮やかな紅や黄が目に焼きついて

いましたので、もう終わりと承知の上で行ってきました。

 

長年熱海に住んでいますが、紅葉を見にわざわざ梅園に行ったのは初めてです。

というよりも、梅園訪問自体が2度目でしょうか。前は梅を見に行ったと思いますが、い

つのことだったか覚えていません。

 



やはり紅葉はほとんど終わり、観光客もまばらでしたが、いくつかの木はまだ黄や紅

の葉っぱを残しており、最盛期の鮮やかさを想像させてくれました。

 

明治19年に開園したというから、既に100年以上の歴史があります。

皇室所有、或いは国有庭園等の変遷を経て、現在は熱海市所有となっています。

 

観光以外に主だった産業がない熱海において、温泉もダメ、旅館は閉鎖続き、

かつて観光名所だったところもパッとせず・・・、という中で、

当梅園は頑張っている方でしょうか。

 

園内には日本一開花が早いと言われる460本余りの梅や、380本の紅葉(モミジ)が

あります。

今年は既に開花した梅もあるそうです。この10年で最も早い開花とのことです。

敷地14,000坪の庭園は、平成19年に篤志家による寄付工事により、キレイに整備さ

れました。

 

その他園内には「梅見の滝」、「韓国庭園」、「中山晋平記念館」などがありました。

 





「韓国庭園」が何故ここにあるかと言えば、

平成12年、当時の森首相と韓国の金大中大統領が熱海で首脳会談を行い、

その際この梅園を訪れたので、それを記念して後日作られたものだそうです。

また「中山晋平記念館」は、中山晋平が晩年熱海に住んでいた時の建物を

そのまま移築したものらしいです。

 

規模的には全く大したものではありませんが、長い歴史を持つ熱海梅園。

 

来年1月からの梅園祭りの頃、そして次の紅葉祭りの頃には再度、

訪れてみたいと思いました。意外な感動があるかもしれません。

皆さんも是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

熱海のにわか宣伝マンでした。