2013.03.12
いよいよ春めく庭~競い合う花、花
あれもこれも担当の千葉です。

 

昨日で東日本大震災からちょうど2年。多くの犠牲者が出、未だに避難生活を

続けられている方々もいらっしゃいます。亡くなられた方々のご冥福を改めて

お祈りし、ご遺族ご友人にお悔やみ申し上げると共に、今なお困難に立ち向か

われている方々にお見舞い申し上げます。ただただ全ての方々のために祈る

ばかりです。

 

 

日曜日の午後からまた気温が下がり、週半ばまで続くとのことですが、5月中頃

の陽気と言われたここ2、3日の暖かさで、百花繚乱とはいきませんが、庭には

沢山の花が咲き出し、或いは蕾を膨らませています。まるで競い合うかのよう

です。



日陰にありながらもう花が咲き出しました。『柊南天(ヒイラギナンテン)』の黄色

の可憐な花。



こちらは『雪柳(ユキヤナギ)』。白が清楚な雰囲気です。



木蓮も一斉に天に向かって花を開きました。本当に一日二日で一気に7、8分咲き

になってしまいました。今年は蕾の時間が短く、そのためか花が少し小振りな感じ

だと妻が言います。



細い々々枝にぽつりぽつりと黄色の花。これは連翹(れんぎょう)の仲間。



こちらは立金花(リュウキンカ)。茎を一本刺しておくとすぐ根付く、とても繁殖

力の強い草のようです。こちらも可愛い黄色。花言葉は『必ず来る幸福』との

こと。



さすがにまだ花は咲きませんが,木瓜(ボケ)の蕾が膨らんできました。開花も

それ程先のことではなさそうです。



最後に杏(アンズ)の蕾。濃いピンクの花がじきに見られます。一気に賑やか

な雰囲気となるでしょう。



写真では少しわかり難いかもしれませんが、どうやらもう上のほうの枝には花

開いたものも。

 

 

外ではもう、早咲きの桜は満開ですし、こぶしも白い花を咲かせていました。

三寒四温でひとサイクルごとに春は盛りに向かって行きます。

 

被災地の皆様にも春が心の安らぎをお届けしますように。