2013.04.17
新東名開通1周年~東名SA vs 新東名NEOPASA(ネオパーサ)
あれもこれも担当の千葉です。

 

静岡県内の新東名が開通して14日で1年が経ちました。

 

県内では大型連休でも東名・新東名の渋滞が格段に減少・緩和されたり、

東名の集中工事期間中でも渋滞が発生しなかったりと、その効果は早く

から現れていました。1年間の集計が新聞に載りました。4月15日付の記事です。



なんと、交通量は14%増えたが、10キロ以上の渋滞の回数が90%も減少

した、ということです。しかし莫大なコストも掛けた訳ですから、更なる効果を

追及すべきで、その点では内陸部への恩恵の浸透が今後の課題だとして

います。

 

新東名の供用開始に併せて県が打ち出した『内陸フロンティア構想』に連

動して、関係市・町も新東名や東駿河湾環状線のインター付近を特区申請

しました。こちらは少し時間を掛けながら現れてくる効果でしょう。最近当社

にもこうした動きに合わせて、用地のお問い合わせが増えています。



こちらは昨年の11月28日付け日経朝刊の記事です。伊豆の国パノラマパーク

や沼津港湾の『びゅうお』などイオンターチェンジから比較的近い観光施設では、

新東名開通前に比べて2~3割来場者が増えたとあります。 ありがたいことです。

 

新東名のサービスエリア(ネオ・パーサ)の活況振りもマスコミを賑わせまし

た。その中でも特に『ネオパーサ駿河湾沼津』の集客数は飛びぬけており、

県内供用開始後のたった1ヶ月で、なんと260万人の利用(上り・下り計)が

あったとのことでした。休日にはネオパーサに入るための渋滞が起こったほ

どです。



『NEOPASA駿河湾沼津』

 

従来のサービスエリアに比べ、飛躍的に食事・土産物のスペースを広げ、ド

ッグ・ランなどのその他の機能も充実させています。休日にはマグロの解体

ショーなどのアトラクションも人気を呼びました。

 

もう一つの魅力はこのNEOPASA駿河湾沼津からの駿河湾の眺望です。

天候に恵まれれば、左に伊豆半島、右に三保半島から遥かに御前崎に向

けて見晴るかし、駿河湾を一望できます。

 



『NEOPASAS駿河湾沼津』(上り)からの眺望。正面の雲の下は伊豆半島。

 

 

新東名の供用開始後、ちょうど1ヶ月たった頃の東名あしたかPAでの『パシャ

リ』。連日の報道に沸くNEOPASA駿河湾沼津に対抗すべく、こちらはこちらで

懸命の努力をされていました。



これは建物の裏側になってしまう眺望ポイントをお知らせする看板です。

NEOPASAに負けじと一生懸命の努力が素敵だなと思いました。相乗効果

でどちらも活況となるといいなと思います。

 

NEOPASAには当社のお客様や友人の会社が色々な商品を出していて、

盛況振りは嬉しいこと限りないのですが、NEOPASAを契機に、次は高速

道路から降りて、もっともっとこの地域で観光し、飲食し、お土産を買って

下さることに繋がればいいなと期待して止みません。