2013.07.07
小暑・七夕・鵲(かささぎ)の橋~地鎮祭での誓い
あれもこれも担当の千葉です。

 

今日は二十四節気の小暑。夏の六節気の5番目で、梅雨が明けて本格的な夏に向か

い夏の風が熱気を運んで来る頃のことです。関東甲信越は昨日梅雨明け宣言がなさ

れましたが、ここ静岡でも今日の青空は夏のそれのようで、梅雨明けも秒読みなのか

も知れません。

 

また、今日は七夕。年に一度、天上の想い会う二人が再会するロマンチックな夜。この

織姫と彦星が天の川を渡る橋を、『鵲橋(じゃっきょう)』と言うそうです。鵲とはカササギ

のことで、7月7日の夜、多くのカササギが飛んできて翼を広げ、天の川に橋を架けてく

れるのです。百人一首にもありましたね。『鵲の渡せる橋に置く霜の、、、、』。男女の仲

を取り持つものを広く、鵲橋と言うようになりました。東洋版キューピッドというところでし

ょうか。

 

今日は日本中で七夕の行事が開催されたでしょう。三島の大通りの商店街でも七夕

夜市が多くの人で賑わっていました。主催者側のお得意様や知人の陣中見舞いに顔

を出して来ました。



さてこの週末はいろいろ目白押しで、ありがたいことにとても忙しく過ごさせて貰いま

した。住宅の地鎮祭が3つ挙行され、全てに出席させて戴きました。



地鎮祭は、工事を始めるにあたって、諸々の大神様から土地の神様・産土神(うぶすな

の神)さまなどにご光臨賜り、関係者が挙り集まり、工事の安全と家々の繁栄、家族の

幸せを祈願する儀式です。私はなるべく全ての地鎮祭に出たいと思っています。という

のも、地鎮祭は、私ども工事関係者にとっては、お客様のご信頼にお応えして、工事中

の安全はもとより、往来の方々への安全にも心掛け、近隣の方々へのご迷惑を最小限

に努めながら、お客様の幸せの拠りどころとなる素晴らしいお住まいを造り上げて行く

ことを神様の前で誓い、自らに覚悟を新たにする儀式でもあるべきだと思うからです。

この週末に地鎮祭を挙行された3組のご家族には、上質な、木の温もりに満ちた新居で

幸せに満ちた新しい年を迎えて戴くことになります。

 



土曜日の午後には、若手社員に全権委任したプロジェクト・チームの企画・運営で、

全社員討論会とバーベキュー大会が行われました。皆が和気藹々と、楽しそうに盛り

上がっているのを見て、つくづく幸せだなぁと感謝の思い、しきりでした。



食材は買ってくるばかりでなく、それぞれが差し入れを持ち寄っていました。野菜、果

物、そして解禁になった狩野川で自ら釣った鮎を沢山持ってきてくれた仲間もいました。

立派な良い形の鮎でしょう?23~24センチのこの時期にしてはかなりの大物です。

実はこの鮎を差し入れてくれた社員本人は、少し遠方の現場を離れることが出来ず

バーベキューには参加できません。他にも何人かが仕事で参加できませんでしたが、

こうして社業を支えてくれている仲間たちにも感謝々々ですね。

 

いつも感心するのは片付けの素晴らしさです。片付けの号令が掛かると、各自が自ら

すべきことを判断しながらさっさと動きます。全体の差配をする者が不要というのには

恐れ入ります。30分もしない内にいくつものバーベキュー・グリルは、洗われ拭かれ、

磨き上げられていました。



いよいよ夏本番でしょうか。