2013.08.08
高千穂シラス 商品説明会及施工実演会
住宅部の山入です。
先日、とは言っても1ヶ月ほど前になりますが、「高千穂シラスの商品説明会及施工実演会」に行ってきました。会場は、浜松駅の前にある遠鉄百貨店新館8階の「えんてつホール」でした。
ここで、ご存じない方の為に説明を加えます。高千穂シラスは、南九州にある宮崎や鹿児島で産出される火山灰「シラス」が原料である左官仕上げ材を中心とした「内装材」や「外装材」を製造販売している会社です。
私が行った高千穂シラスの商品説明会及施工実演会はこれが初めてではなく、数年前にも行ったことがあります。そのときは、弊社において外壁のスーパーソトン壁を取り入れる直前だったと思いますが、性能の凄さを確認する良い機会になりました。
実演のサンプル材(下地の塗り材)に滝のような水流を当てているにもかかわらず、中に「水」が全く入らないという実演でしたが、これはかなりの衝撃でした。さらに、防水性があるにもかかわらず、湿気は通す言う優れものです。
その後、弊社では外装の塗り壁材として納得していただいたお客様に多いに使わせていただいています。
今回のポイントは、新商品の「シラス漆喰」の実演会があるということで、どのような素材なのか確認に行きました。
高千穂シラスの商品の中で「中霧島壁」は中心の商品ですが、中霧島壁は「石膏」が入っているため表情が「ザクザクッ」としているのが特徴で、lこれに対してシラス漆喰は、「石灰」を加えているため漆喰と同じ様な「ツルツル」とした表情になります。
但し、表面を平滑にするために手間がかなりかかるので、コスト的には中霧島壁に軍配が上がります。ただ、両方ともにシラスを使用した内装材の特徴、利点である「消臭性」「湿気調整が出来、カビや結露の心配がない」等の良さはそのままです。
もし、シラスを使った塗り壁材である「中霧島壁」や「スーパーソトン壁」等を住宅などの新築やリフォームで使いたいなと興味を持たれた方は、是非、弊社へお問い合わせ下さい。