2014.03.03
桃の節句と東海桜
あれもこれも担当の千葉です。

 

今日3月3日は桃の節句。まだ桃の開花にはちょっと気が早いでしょうか。我が家の杏も

まだ開いておりません。しかし、ついこの間立春を祝ったばかりなのに、すでに第二節気

の雨水も大詰め、今週央には啓蟄を迎えてしまいます。きっと春めかしい陽射しもすぐそ

こに来ているはずです。



娘(孫娘)のいない我が家ではお雛様を飾らなくなって久しいですが、妻がトール・

ペイントでつるし雛を描いて飾り、雰囲気だけでも桃の節句らしくなりました。



子供の頃、実家の母の嫁入り道具のひとつである、それはそれは古めかしいお雛様の首

を抜いて他のお雛様の首と全部入れ替えてしまい、どれがどのお人形様のものか判らなく

なってしまって大いに叱られた思い出があります。良い子の皆さんは決して真似をしては

いけません!

 

先日お得意様のお取引業者の会にお呼ばれして来ました。そのテーブルに活けられていた

のが早咲きの桜の品種で、M社長様から『東海桜』だと教えて戴きました。



東海桜は、『啓翁桜(けいおうざくら)』から派生した種とのこと。一重で小輪の淡い紅色

の花弁が可愛い品種ですね。木は大きくならず良く萌芽することから切り花として人気

のようです。

 



(ご一緒のテーブルのM社長様ご夫妻、Y社長様とA氏。お花以上に春らしい笑顔!)

 

雨水の時期に降る雨を『催花雨(さいかう)』と呼ぶそうです。ひと雨ごとに暖かさが増し、

桃や桜の開花を促すということですね。春はもうすぐそこに違いありません。