2014.05.19
初夏の花~現場巡回の楽しみ
あれもこれも担当の千葉です。

 

衣替えを前に、早くもお役所ではクール・ビズがスタートしています。このところは

夏日を記録する日も多くなり、暦の上だけではなく、既に初夏のようです。



当社の住宅の新築現場には、地鎮祭の時のご家族の記念写真を掲示させて

戴いており、この写真を毎日目にする毎に、現場監督や棟梁はじめ、工事に係わる

全てのスタッフがこのお施主様ご家族の幸せの拠り所となるお住まいを、より安心

安全で住み良い素敵なものにしようと誓います。

 

私も現場巡回をする時には、できる限りお施主様の視線でチェックするように

心掛けています。



当社で住宅を建てて戴く際に、上棟式に替えて、立柱式を行うこともできます。

その際に建てたばかりの柱に、ご家族の願いを書いて戴きます。

先日、とても可愛い、心温まるものを目にしました。3つになる息子さんの願い事です。



ね、3つのお子さんも、素敵なおうち、幸せな暮しを願う気持ちは一緒なんです。

こんな光景を目にするのも現場巡回の楽しみです。

 

もう一つの楽しみが現場の周りの綺麗な花。晩春から初夏にかけては本当に

多くの花に巡り合えます。



長泉の現場のお向かいのお宅の素敵なお花を『パシャリ』させて戴きました。

匂蕃茉莉(ニオイバンマツリ)の花は、咲き始めは濃い紫ですが、次第に薄くなり

白く変わります。沢山咲き始めると、咲いた順に白、薄い紫、濃い紫が混じり合い、

とても素敵です。



名前の『茉莉』はジャスミンのことですが、ジャスミンのような甘い匂いを周囲に撒き

散らしていました。但し分類上は全くジャスミンとは関係なく、なんとナス科だそうです。

確かに濃い紫の花はなすの花にも似ていますね。

 

最後は我が家の花も含めて初夏の花を列挙します。どうぞお楽しみ下さい。



まずは薔薇。



黄色の種が先に咲き、オレンジ色が続きました。オレンジ色は咲き切る頃には

ピンク色に変わる種です。



続いてはご近所から株分けして戴いたチェリー・セイジ。赤い花、白い花、赤に白が

混じった花とありますが、赤白混じったものは、『いちごミルク』とのニックネームが

あるそうです。



ハートの形の3つ葉が可愛い、黄色と紫のカタバミ2種。なかなか4つ葉は見つかりませんが。





こちらは母子草(ハハコグサ)と父子草(チチコグサ)。父子草は地味ですね。

よーく見ないと花とも気が付きません。

母子草は御形(ゴギョウ)とも呼ばれ、春の七草のひとつとのこと。





紫が綺麗な紫蘭(シラン)。



昼咲月見草(ヒルサキツキミソウ)(左)と春紫苑(ハルジオン)(右)。



夏ミカンの花。



庭石菖(ニワゼキショウ)。別名、朝鮮アヤメ。白と紫の2種。妻が可愛がり、抜かずに

いたら、かなり増えて来ました。





ピラカンサ。トキワサンザシとも呼ばれ、晩秋には朱い実が鈴生りとなります。

いつも庭の手入れをして下さるシニア・ボランティアのグループの方々が、ヒコバエを

切りに来て下さったので、名前を教えて貰いました。私の師匠(妻)の師匠たちです。



白丁花(ハクチョウゲ)。枝から直接花が咲くように見える面白い木です。盆栽で戴いた

ものが鉢を割って根付いてしまったものです。

 

まだまだ夏に掛けて色々な花が目を楽しませてくれそうです。