2014.05.27
蔵造りの町並み
こんにちは松尾です。

昭和初期のような雰囲気を漂わせる駄菓子屋が並ぶ駄菓子横丁。小江戸で有名な川越は土蔵造りの商店が並びとても重厚感があります。大火にみまわれ、その後類焼を防ぐためにの耐火の建物として土蔵造りとしたようです。大きな鬼瓦と黒い外壁が目立ちます。



市立博物館に行き、解説の方のお話を聞いていると蔵造りがどんなに大変であったか。また、造り方を説明する模型で厚く塗り固められた土壁が印象的でした。

また、柱と柱の間を高さ600㎝の戸板をランマ部分から下ろすのは現在のシャッターと同じ役目をしており、感動。

大きな鬼瓦の後ろの部分は木で形をとり、土・漆喰で化粧をしています。中は空洞でした。



こちらは、松崎の古民家。なまこ壁が特徴です。津波による被害以降、土蔵造りより安価に造れるということでなまこ壁が採用されたようです。耐火性、防湿性、防風性にすぐれているようです。

川越の土蔵造りと比べて屋根が非常に軽やかであり、なまこ壁がモダンに見えます。

また、ぶらぶらしてみたいと思います。