2015.12.15
師走の芝本町界隈
あれもこれも担当の千葉です。

 

芝本町って言ってもローカル過ぎますね、ごめんなさい。三島の芝本町は三島駅の

直ぐ南側にあって、駅前の一番町と、旧東海道筋の広小路~本町~中央町という

三島の2大繁華街(というとまことにもって大袈裟ですが)に挟まれ、浅間神社と楽寿園

・水泉園から流れ出る湧水に彩られた素敵なエリアです。師走の休日の午後にちょっと

散策をしてみました。

 

スタートはランチ。



 

妻の企みで、一足早いバースデイ・ランチとなりました。シェフのお計らいで

サプライズ・プレート!



 

ロザートさん、いつもありがとうございます!



 

南へ下る途中で素敵な空間を『パシャリ!』。長圓寺さんのお庭のトリコロール。



 

この日のお目当ては三島信用金庫本店にあるギャラリー『善(ZEN)』で開催中の

柏木俊秀展(12月25日まで)。



亡き義父が絵画サークルで大変お世話になった方。



先生の作風には珍しいのかもしれませんが、青をバックにした少女の絵は、力強く

黒い縁取りといい、絵具を盛り上がるばかりに塗り重ねる技法といい、ルオーを想い

起こしました。

 

三信さんの本店のロビーには素敵なブロンズ像があります。わが郷土が誇る彫刻家、

堤直美氏の作です。



先生の作品はとても暖か味に溢れているのですが、この少女像は、加えて

爽やかで潔い若々しさに溢れています。これを斜め後ろから眺めて見ますと、

スカートのなびく様が、躍動感まで伝えています。



 

駅へと上る帰り道、素敵なお店を発見。京都の小物を集めたお店です。



 

ご店主にいろいろとお話を聞きながら、『花御札(はなみふだ)』を一枚買い求めました。

2月の梅の柄です。



 

御主人のお話ではこの花御札がゲームの『花札』の原型だとのことでした。

確かに1月の松、2月の梅は花札と同じですが、3月は桃と、次第に花札とは

離れて行きます。ググってみたところでは、東京でも根津神社の『月次花御札

(つきなみはなみふだ)』が有名のようです。買い求めた際、神主の家系だと言う

御主人が、この花御札に御祈祷掛けまでして下さいました。珍しいでしょ?

 

他にも可愛いものがあちらこちらに。猫フリークの妻が求めたのは、コースター

も付箋も猫柄。

 

コースターは、、、



 

裏返すと隅にワンポイントのデザインが。



 



手の込んだ可愛い付箋も、パッケージを開けてみると、、、

 



もっと手が込んでもっと可愛くて、妻は悲鳴を挙げて喜んでいました、、、とさ。

 

師走の一日、穏やかな午後のひと時でした。