2014.11.22
高校生と中学生のインターンシップ
あれもこれも担当の千葉です。

 

つい最近、子どもたちが大きくなったら何になりたいかの調査結果が新聞に出て

いました(第一生命調べ)。子供の頃皆さんがなりたかったものは何だったでしょうか?

私は母から、大きくなったら新幹線の運転手になりたいと言っていた、と聞いています。



まだ職業としての意識の乏しい幼児や小学生が対象ですから、身の回りの事象や

テレビドラマ等に大きく左右される要素が大きいのが見てとれますが、警察官や

お医者さん・看護士さん、運転士さんなど、公共性の高い職業が多いのは喜ばしい

ことです。そして私ども建設業界にとっては、大工さんが堂々男子の6位に挙げられて

いることは、嬉しさもひとしおです。

 

核家族化・少子化が進み、サラリーマン世帯が増えて家業として生業を営む家庭が

減るに連れて、子どもたちの『職業』に対する意識は、リアリティを欠いたものになって

行きがちです。そのために教育界ではいろいろな手立てを講じているようです。

例えば、OBが母校生徒に自らの仕事や事業を語る講演会を定期開催する高校が

あったり、地域の企業に職業体験として生徒を実習に出す中学や高校が増えて来て

います。当社でも、かなり以前より修善寺工業高校(現在の伊豆総合高校)の建築課の

生徒さんたちをインターンシップで受け入れて来ました。先週は3名の生徒さんが座学と

現場実習に一所懸命に励んで行きました。



更に、今週は三島北中の生徒さん3名が、同じく設計デザイン研修や現場実習

を体験して行きました。



大学生のインターンシップは、今や就職活動の一環として組み込まれてしまって

いて、どこか味気なさを感じてしまいますが、中高生は純粋に取り組んでいる姿勢が

とても爽やかでした(特に中学生は初々しく可愛かったです)。中学生には、普段は

給食のところ実習の間お弁当を作ってくれた親御さんにお礼を言うこと、そしてこの先

街の中で見掛ける建物や工事現場に興味を持ち、この実習を思い出して欲しいと伝えて

帰って戴きました。