2015.08.28
処暑の候
あれもこれも担当の千葉です。
当社ホームページのニュース欄でお知らせ致しました通り、当社創業者であり、
相談役の鈴木菊三郎の葬儀を先週末に執り行いましたところ、大変多くの皆様
のご会葬を賜り、或いは大変暖かいお言葉を戴きました。心より感謝申し上げ
ますと共に、生前のひとかたならぬご厚誼に対しましても心より御礼申し上げます。
相談役の『繁栄のおてつだい』の理念をしっかりと受け継ぎ、社員一同、社業に
一層専心努力する所存ですので、宜しくご指導賜りますとともに、倍旧のご厚情を
賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
そんなことで8月を慌ただしく過ごしています間に、立秋が過ぎ、三嶋大社のお祭りが
過ぎ、処暑に入って一週間が経ってしまいました。さすがに先人の知恵の集積たる暦
は正確なものですね。猛暑日があれほど長く続いた頃は、25℃を下回らない熱帯夜
どころか、30℃を下回らないような寝苦しい夜に、いつまでもこの暑さが続くのでは
ないかと不安になりましたが、三嶋大社のお祭りの最終日の大雨をやり過ごすと、
一気に秋の気配がそこかしこに見られるようになって来ました。
蹲(つくばい)のホテイアオイの花は涼しくなる前に終わってしまいました。
白くても百日紅(さるすべり)は、まだまだ元気で名前のごとく長く花を楽しめますが、
秋の代名詞の秋桜(コスモス)がこんなに沢山。これからは、日一日と秋が深まって
行くのでしょうね。
そうそう、笑い話があります。
秋の気配が少しずつ強まるに連れて、蝉時雨が聞かれなくなって来ました。が、
梅雨入りの頃から私の耳の中に住み始めた蝉たちは一向に泣き止む事を知ら
ないのみか、盛夏を過ぎて鳴き声がこころもち大きくなったような気がします。
念のためにお医者様に検査して貰いました。突発性難聴やもっと難しい頭の病気
を心配した私に、きっぱりと
『病気ではありません。』とのありがたいお言葉。
『では、病気ではないとすると、一体何なのですか?』と尋ねると、更にきっぱりと
『加齢です。』
要するに、年をとって耳が遠くなり始めたのだそうです。ありがたいやら、情けない
やらの笑い話でした。