2020.10.23
スライド丁番の調整方法
修理のことなら鈴木のゆう企画の鈴木です。
今回で4回目の投稿となります。
今回は、スライド丁番の調整方法についてご紹介いたします。
スライド丁番は、キッチンの扉・食器棚の扉・物入の扉等で使われているので、
一度は目にしたことがあるかと思います。(下の写真を参照ください。)
スライド丁番にはいくつかのネジがあり、各部のネジにて調整を行います。
メーカーによって異なる場合がございますが、
①は扉の左右の調整
②は扉の上下の調整及び固定
③は扉の前後の調整及び固定
の役割がございます。
①は扉が当たってしまう場合や
扉が左右に傾ている場合などに調整を行います。
多くの扉には上下2個ついており(扉大きさにより3個以上の場合もあります)、
扉の上側が当たっている場合は上の丁番の①のネジを緩める(左回り)と扉が
丁番側に動きますので扉が当たらなくなるところまで回してください。
扉の下側が当たっている場合は下の丁番を調整してください。
上下が当たる場合は上下の丁番を調整してください。
また、上下のバランスが悪い場合は、上下の①のネジを締め(右回り)たり、緩め(左回り)たりして調整を行います。
物によっては、③のネジを緩め(左回り)ないと調整できない場合がございます。
②は扉全体が上下に当たる場合や左右の扉の高さが違う場合などに調整を行います。
調整方法は上下の丁番の②のネジを緩め(左回り)、扉の調整を行い②のネジを締め(右回り)て固定します。
物によっては、②を回すだけで上下する物や②のネジのない物もございます。
③は扉が出っ張ってきた場合などに調整を行います。
調整方法は出っ張ってきているところの丁番の③のネジを緩め(左回り)、扉の調整を行い②のネジを締め(右回り)て固定をします。
また、扉がガタついている場合は、このネジが緩んでいることが多いので、③のネジを締めて固定してください。
最初は、なかなか上手く調整できないかもしれませんが、失敗を恐れずに挑戦してみてください。
どうしても、直らなくなってしまった場合は、私を呼んでください。