2014.04.09

今シーズン最終戦

営業事務の内田です。

ぽかぽかと春らしくなりましたね。近くの旧旧月ヶ瀬小学校の跡地の桜が満開をすぎ、ひらひらと舞う花びらが、庭にも落ちてきます。我が家のわんこもにゃんこも楽しそうに眺めています。不思議なんでしょうね…。

 

さて、娘のことを少し…。

週末、今シーズンの最終戦に行ってきました。種目はスーパーG。木曽のおんたけ2240というところでのレースでした。

前走者にソチパラリンピックの滑降で活躍された、狩野さん(金メダリスト)、森井さん(銀メダリスト)が滑りました。コースの途中にはジャンプする場所もあり、見ている人たちはみな感動。すごい…。さすがです。

SG第2戦では、スキークロスの瀧澤選手が、遅いスタートでしたが海外の招待選手に次いで6位という結果で、さすがの滑走にゴールで思わず拍手してしまいました。娘もため息…。

 

小学生の頃遊び半分で始めたスキーがやみつきになり、高校生になっても、親に何度も「もうやめなさい。」と言われても、金曜日になるとスキーの支度をはじめて、車に道具を積み込む娘に仕方なく付き合って、幾度となく雪国へ足を運びましたが、今年も無事にシーズンを終えることができました。



2月に行われた、福島猪苗代でのインターハイでは、GS(大回転)、SL(回転)に出場、結果は本人にとっては納得できるものではなかったようですが…。

その後の国体は山形蔵王で行われ、少年の部女子に参加させていただきました。記録的な大雪のさなか色々大変でしたが無事に終了。関係者の方々に感謝、感謝です。

高校のホームページにも載せていただきました。今年は、同じ高校にもう一人スキーに没頭している新人が入ってくるそうです。

思えば、娘はモーグルスキーの上村愛子さんにあこがれてスキーを始めたのですが、今シーズンで引退されました。さびしいですね。でも、ソチでは娘と同年代の若い人たちが活躍しました。今後も大きく育っていってほしいと思います。



娘はスキーをやったことで、全国各地に友達ができたようで、大きな宝ものになりました。



静岡をしょって立つ 未来のレーサーです。

 

ところで、子供の大会を見に行くと、多くの方がご挨拶をされるのですが、必ず出てくる言葉が「感謝」です。君たちは、一人ではなにもできないんだよ。まわりの大人に感謝することを忘れるな!と。

本当にそうですね。私も感謝の気持ちを忘れないように日々過ごしたいと思います。
2014.04.08

自宅の建て替え《完成》

設計グループの川口です。

おかげさまで、3月上旬に自宅が無事完成しました。



完成直前の思わぬ大雪で、

雨といとかが壊れてしまうのではないかとドキドキしましたが

無傷でした。さすが鈴木工務店。

建て替えを期にダイニングセットを買い替えました。

日進木工のダイニングセットです。質感と座り心地は最高です。



かなり予算オーバーだったのですが、お店で気に入ってしまって

勢いで買ってしまいました。大切に使います。

3月中旬に引き渡しと引越しが完了し、現在は快適に暮らしております。

 

 
2014.04.07

シリーズ・徒然読書録~『他人を許せないサル』

あれもこれも担当の千葉です。

 

読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて大雑把、

何かしらからだのどこかに蓄積されていれば良いという思いで、雑然と読み流します。

その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かとも恐縮しつつ、ブログに読書録なるも

のを記して見るのは自分にとって有益かも知れないと思い、始めて見ました。皆様の

ご寛恕を請うところです。

 

徒然なるままに読み散らす本の中から今回ご紹介するのは、正高信男著『他人を

許せないサル~IT世間につながれた現代人~』(講談社ブルーバックス)。

以前にご紹介した香山リカ著『悪いのは私じゃない症候群』(ベスト新書)

http://www.szki.co.jp/blog/archives/2151

や片田珠美著『正義という名の凶器』(ベスト新書)

http://www.szki.co.jp/blog/archives/2168

とテーマが重なる本です。

 

早速『はじめに』から著者の言葉を引用してみます。

「二十一世紀に入った日本社会の時流の特徴を、ひとことで表現するならば

『ひとり勝ち』に見えるかのような時代と言えるのではないだろうか。」

「世間で評判になると自分も手にとる、という風潮がとても強い。ただし、すぐに忘れる。」

「百家争鳴する世間の注目が常時限られた一点に集中するものの、長続きせず、

めまぐるしく移動するようになった。」

「時を同じくして、IT化の中で『ひとり勝ち』したかのように見えるのがケータイである。・・・

ケータイに群がり日本人のサル化現象が目立つようになってきた。・・・日本人の心は

ケータイに鷲づかみにされてしまったかのようだ。」

「どう考えても何かがおかしい。一体どうなっているんだろうと考えたあげくにできたのが

本書である。」

 



著者はまず、日本人のケータイとの関係性について、世界で最もモバイル・

コミュニケーションの発達したフィンランドを始め、欧米との差異を取り上げている。

ケータイを使う時間は圧倒的に日本人が多く、メールのやり取りに至っては、

欧米人がひと月に20~30通であるのに対して日本人は一日で数十通というのも

珍しくない。それだけ日本ではケータイに依存している現代人が増えているという。

フィンランドとは反対に、日本ではケータイがライフスタイルを大きく変える影響力を

持っている。

 

その差の原因を著者は、日本が農耕文化、即ちムラ文化に源を発する『世間』文化

に浸かっており、自分と世間との境界があいまいな(言い換えれば自我が薄い)

のに対し、欧米は神と各個人の契約関係が基礎にあり、自我意識が強い点に

求めている。

 

世間体を気にし、世間付き合いを殊更大切にする。お中元やお歳暮は戴いたら返し、

皆と異ならぬよう、目立たぬよう、決して村八分(同調しない者を排斥することによって

結束力が高まる)にならないように細心の注意を払う。これがケータイと結びついて、

メールを貰ったら送り返し遣り取りは際限なく続き、メーリング・リストの村八分に

ならぬよう細心の注意を払う。どこでも見られている神様がいないため、匿名性は、

誰にも見られていないことと同じとなり、攻撃性を強め、中傷非難メールの花盛りを

もたらす。

 

著者が挙げている例を一つ。

「大学の授業で学生に匿名で感想文を書かせると、平気で無茶苦茶なことを書いて

くるという話をよく耳にする。ところが、実名となると、途端にその現象はウソのように

消えると。その心のあり方は欧米人にはない。・・・例えば、大学のレポートの課題で、

もし他の学生と同じ文章、また不正な引用をしようものなら、退学は免れない。

自分の言動に対する責任は、子どものころから培われている。だから、匿名で

他人のブログやサイトに書き込みをする行為は倫理に反するとみなされる。」

 

成程なるほどと得心行く分析が繰り広げられています。ケータイの出現が新たな

『ケータイ世間』を産み出したという訳です。かつての世間が『地縁世間』であったと

すると、現代の『ケータイ世間』は、『電脳縁世間』だと著者は評しています。

 

ひとつ腑に落ちない分析がありました。

「ケータイに依存して仲間と群れ、電車の中で鏡を取り出して化粧をしたり、

菓子パンなどをパクついて(先日は、何と一人でカップラーメンを食べている

女子高校生を目撃した)平気でいられる若者と、外界との交渉を絶った

ひきこもり現象とは、意外に共通性があるのではと筆者には映る。結局のところ

両者とも、『家の中』=私的空間から、『家の外』=公共の場に出ることを拒否して

いるのではないか。だから、前者の場合は、あたかも家にいる感覚で、地べたでも

どこでもくつろいでしまう。電車の中で隣の人に寄りかかりながら居眠りしてしまうのも、

まったく無防備になれる家の中の延長なのだろう。」

 

私には、電車の中が『家の中』の感覚だからではなく、悲しいことに、電車の中が

彼らにとっては家の外の『世間』の更に外側だからではないかと思えてなりません。

彼らにとっての『世間』は仲間であり気になる相手ですが、その外側の社会(電車の中)

は気にする必要のない相手としか映っていないのではないでしょうか。傍若無人

の文字そのもので、傍らに(自分にとって意味のある)人の無きが若く思っている

のではないかと恐れます。自分にとって意味のある『世間』や『社会』が極めて狭く、

その中だけで暮らして行けると勘違いしてはいないか。その方が社会としたら重症だと

感じます。もしかするとそれは杞憂で、単純に親や大人が『はしたない』、『他人に迷惑を

掛ける』からしてはいけないと教えていないだけで、教えられれば変わるのかもしれません。

そうであって欲しいと願います。

 

エピローグで著者は、以下のように対策を提起していますが、極めて効果的で充分

なものとは感じられません。それだけ難しい問題なのですね。

「どれほど情報化が発達しようとも、日本人は世間に住むことから抜け出せないのかも

しれない。それならば、グローバリゼーションというような幻想を捨て、古風である

けれども良い意味での世間付き合いを営むために情報メディアを積極的に活用する術を

考えなくてはならない。同時に『世間付き合いの悪弊』を取り除く努力も不可欠だろう。

当面のところ、急務の課題としては、匿名のままでアクセスすることが不可能なシステム

の構築があげられるだろう。さらにネットでメッセージを送る際のマナーとしての修辞法

の確立が最火急の課題の少なくとも一つであることには疑問の余地がないように思える

のである。」



『悪いのは私じゃない症候群』、『正義という名の凶器』そして『他人を許せないサル』、

ネーミングが3作ともに優れていますが、ネーミングだけで言えば『悪いのは・・・』が

秀逸でしょうか。面白さから言うと、欧米との比較から日本古来の『世間』文化に結び

つけて分析した『他人を・・・』が抜きん出ていると思いますし、この風潮の行き着く先の

恐ろしさへの警鐘としては『正義と・・・』が良かったと感じます。ただ3作に共通して

残念なのは、有効な対策・解決策を殆ど提起できていないところです。それだけ困難な

問題なのでしょう。

 

あまりしつこいと飽きられてしまいそうなのでこのテーマに関しては当面この3部作で

一段落終了としますが、3作ともに有効な対策・解決策を提案できていないように、

『ネット社会と結びついた昨今の日本の他責的風潮、付和雷同的風潮の蔓延』というテ

ーマは、今後も注目を集め続け、これを扱う本も出版され続けるでしょうから、またいつ

かこの手の本のご紹介をすることになるかも知れませんね。

 
2014.04.03

何のために?

管理部三須です。

4月の人事異動で総務チームから管理部所属となり、心機一転です。

 

さて、皆さんは「トランスジャパンアルプスレース」という大会をご存知でしょうか?

一昨年、NHKスペシャルでレースの模様が放送されたので、昨今のマラソンやトレイルランニングの人気もあり、ご覧になったことがある方もいらっしゃるかと思います。

http://www.tjar.jp/2012/about/index.html

 

このレースの詳細を記した『激走!日本アルプス大縦断』という本があったので、読んでみました。

 



本の帯封に記載されている文言を読めば、このレースの「滅茶苦茶」さが判ります(表現は悪いですが)。



「走る」という簡単な表現では不適切です。

「ウルトラマラソン」と「トレイルランニング」に、「スピードを求めた登山」の要素が織り込まれた想像を絶するレースです。

10kmや20km走るだけでも大変なのに、こんなことが出来る人がいることすら信じられません。いったいみんな何のために参加しているのでしょうか?

 

この本には、このレースに参加した28名それぞれの「人間ドラマ」が描かれています。

 

実はこの本を読もうと思ったのは、このレースに私の高校時代の同級生が参加していたからです。

その彼は、何とこのレース直前に甲状腺にガンが見つかり、手術を経てガンを克服したなかで、「参加するのは今しかない」との思いから大会参加を決意したそうです。

南アルプスで母親から受けた声援や、ゴールで家族に迎えられるシーンは、思わずウルッとしてしまいました。

 

「自分ももうちょっと頑張らないと!」と考えさせてくれた本でした。

 
2014.04.02

春爛漫~花信風

あれもこれも担当の千葉です。

 

早春から初夏にかけて、花の香を乗せて吹き寄る風を『花信風(かしんふう)』と呼ぶ

そうです。

 

元々は中国は宋の時代に二十四節気・七十二候のうち小寒から穀雨までの二十四候

の夫々に対応する花が定められたそうです。春分の末候の花は木蓮だそうですが、

我が家の木蓮は既にほぼ咲き切り、大きな花弁を散らしてしまいました。

 

このところの暖かさで我が家の庭はまさに春爛漫。

 

雪柳。



小米桜(こごめざくら)。



石楠花(シャクナゲ)。



柊南天(ひいらぎなんてん)。

 



連翹(れんぎょう)。



木瓜(ぼけ)。



風と鳥が運んで来た、名前を知らない可憐な花群れ。



鉢植えの草花も春を喜んでいます。



最後は三島大社の北参道で見つけた大きな椿の花。手に持った使い捨てライター

からその大きさがイメージして戴けるでしょうか。



 

 
2014.03.31

避難訓練

法人営業部の大川です。

先日私の住んでいるマンションで、避難訓練がありました。

朝9時30分に発煙筒にて出火場所を決めて、非常ベルにて訓練が始まりました。

エレベーターは使えないので、各自階段を使っての避難です。

1階の駐車場に全員が集まってから、消火訓練と起震車による震度7の体験をしました。

わかっていても、震度7の揺れは強烈でした。



そのあとで、梯子車による救助を行いました。

マンションより高く延びたので、何かあっても避難できることが確認できました。



年に1回の訓練ですが、住民が参加し交流することが大切だと思いました。

 
2014.03.30

わが家のうさちゃん

法人部の横山です

わが家のうさちゃんを紹介します

ネザーランドドワーフ(オレンジフォーン)2011年3月17日生まれ

わが家へは同年6月6日にやってきました(生後3ヶ月)

当時のNHK大河ドラマ「江」からとって

「ちゃちゃ」と名付けました(おそらく女の子ということで)

このくらいの時期は雌雄の判別が難しいらしいです

その時の写真です

数匹の中から迷わず決めました

やはりピーターラビットですよね!



だいぶ大きくなりました

これ以上は大きくならないようです

最近、どうやら男の子だと判明しました

が、女の子として育てます(笑)

毎日、ちゃちゃに癒されてます^ ^

 
2014.03.29

春爛漫~三島大社の桜情報

あれもこれも担当の千葉です。

 

このところの暖かさで、待ち焦がれていた三島大社の桜の開花が一気に進み、

かなりの見頃となっています。



参道脇、池の端の枝垂れ桜はもうほぼ満開と言って良いようです。

来週末にはきっと満開を少し超えて、大社の神池が淡い花びらで敷き詰められて

いることでしょう。

 



花見のついでにちょっと足を延ばし、当社のお得意様の『兎月園』さんに寄って、

春らしく可愛いお菓子を求めて来ました。やはり我が家は『花より団子』のようです。

2014.03.28

結婚記念日に

花崎です。

 

今週の日曜日は、18回目の結婚記念日でした。

 

そこで、妻と沼津の山正さんへ食事に行って来ました。

 



明るい店内に、美味しいお料理。

 

そして、何よりうれしいのは、お店の人たちの気遣い。

 

気持ち良くなって、お酒もすすみ、ちょっと? 酔い過ぎてしまいました。

 

本当に気持ちの良い時間を過ごさせてくれた山正さんに感謝。

 

良い結婚記念日になりました。

 
2014.03.24

シリーズ・私のお気に入り〜沼津『鳳舞(おぶ)』と小川軒のレーズン・ウィッチ

あれもこれも担当の千葉です。

 

先回に続いて私のお気に入り(独断)シリーズです。

 

と、ある早春の晩。高校の同窓会の幹事会の後、同期の幹事たちと立ち寄った

お気に入りの小料理屋さん『鳳舞(おぶ)』。沼津はアーケード街と旧国1の

交差点にあり、入り口はこじんまりとしていて、一階はカウンター席しか

ありませんが、二階には座敷があり、宴会にも利用できます。新鮮で上質な

食材に加えて、こちらの腹具合を見計らって勧めてくれる気配りの良さが

心地良く、お気に入りのお店です。ほんのたまにしか寄らないのに、いつも

常連のように振舞わせてくれる大将の懐の深さもお勧めです。



この鳳舞のもう一つの魅力が、お酒の種類の豊富さ。私は芋焼酎を好むのですが、

珍しい銘柄や見たこともない銘柄が多く、お料理のみならず、お酒までいつも

お任せです。(写真はこの日のお勧め。他にもあまり聞いたことのないような

銘柄が一杯でした。)

 

帰ってみると実家の姉からの差し入れ。こちらも大のお気に入り、『小川軒の

レーズン・ウィッチ』!今から25年前、米国に赴任する時に見送りに来てくれた

両親に自らリクエストして鼻向けに戴いたのがこのレーズン・ウィッチと

『銀座ウェストのリーフ・パイ』。



さらにふと居間のテーブルを見ると、妻が習って来たフラワー・アレンジメント。

薄いピンクのラクスパーと紅いミニバラ。黄色いミモザアカシアにブルーの

デルフィニウム。そしてそしてオレンジや黄色のラナンキュラス!



ロサンゼルスとサンディエゴの間にある、カールスバッドという小さな町の

郊外に、数エーカーにも渡って一面に色とりどりのラナンキュラスが咲き詰める

丘があり、駐在中に妻と出掛けたラナンキュラスの丘の光景がほろ酔い加減の

脳裏にまざまざと蘇りました。是非とも『カールスバッド    ラナンキュラス』で

ググってご覧下さい。

 

春になってパロス・バーデスの家々の前庭に咲き敷く芝桜、トーランスの街に

映えるジャガランタの薄紫の並木道(ちょうど日本の桜の代わりに花見気分に

なったものです)。カールスバッドのラナンキュラスの丘。ランカスター郊外の

保護区の見渡す限りのカリフォルニア・ポピーの群生などなど。

 

レーズン・ウィッチとラナンキュラスのお陰で、走馬燈の如くに蘇る

南カリフォルニアの花々の記憶に気持ち良く酔うことができた一晩と

なりました。米国駐在中の写真が今手元にないので残念ですが、

いずれこのブログでいつか取り上げてみたいと思います。