2020.03.16
お彼岸前の庭の花たち
あれもこれも担当の千葉です。

 

 

今年は記録的な暖冬のため、花々の開花が例年よりも早くなっています。この

ままどんどん暖かくなるのかと思っていた矢先、先週末には少し山側に登ると

大粒のボタン雪が降ってビックリしました。三寒四温どころか今年は三温四温

だなぁと思っていたのに。自然は、やはり人智の及ばぬ複雑怪奇なものですね。



ハクモクレン(白木蓮)はすっかり黄ばんで散ってしまいました。ある先輩から、

モクレンの開花から2週間でソメイヨシノが開花する、と聞きました。今年の

モクレンの開花は早く、2月24日であったので、もうソメイヨシノの開花宣言

があってもおかしくない頃です。



ソメイヨシノ(染井吉野)ではありませんが、代わりにコゴメザクラ(小米桜)

が開花し、ソメイヨシノを誘っています。



刈り込んでしまったために、こんもりとした姿をお見せできませんが、ユキ

ヤナギ(雪柳)が花を増やしています。



ハナニラ(花韮)も元気です。夜から朝の間はこのように花を閉じて夜露を

凌いでいます。





可憐なムスカリ。梅雨に向けて段々と青や紫色の花が増えてきます。



写真では判りにくいですが、かなり傷んでしまったハナアンズ(花杏)も蕾を

開き始めました。



ぱっと見にはレンギョウ(連翹)かと思わせるのは、ブロッコリー。凄いでしょ。

花を見れば、下の白菜も同様にアブラナ科だとすぐに分ります。食べ時を逸して

しまいました。



これからはソメイヨシノの話題が日本各地から届くようになり、楽しみです。

寒の戻りだけでなく、今年は厄介な新型コロナも気をつけねばなりません。

皆様どうぞご自愛下さい!