2020.05.14
初夏の小さな花たち
あれもこれも担当の千葉です。
立夏を過ぎたとは言えまだ5月半ばですが、連日の夏日で気分はまさに初夏です。毎年
おなじみの花たちで代り映えはしないのですが、鳥や風が運んで来たものを、芽茎の頃
から雑草と区別して抜かずに残す、我が家の師匠の苦労の結晶でもあります。また、そ
の苦労を労って余りある可憐さなので今年もご紹介してみようと思います。
我が家の師匠のお気に入りの昼咲き月見草。何年かかかってここまで増えてきました。
名前の通り、夜や雨の日には花をすぼめてしまうので、お月様を見られないのです。
ピラカンサ。和名はトキワサンザシと言うそうです。秋には真っ赤な実が鈴なりに付
きます。
白が鮮やかなハクチョウゲ(白丁花)です。盆栽で戴いたものが鉢を割って根付いて
しまいました。ワイルド!
ヒメヒオウギ(姫檜扇)。上手に育てればもっと丈が長くなるのでしょうが、我が家
のものはせいぜい背丈が15~20センチの可愛らしいものです。また、これは白い
ですが、朱色のものもあります。
ニワゼキショウ(庭石菖)の紫と白の二色。結構群生します。
ヒメヒオウギもニワゼキショウ(別名を朝鮮アヤメと言うくらいですから)も、小さ
いですがアヤメ科だそうです。アヤメ科と言えば最後に、端午の節句には間に合いま
せんでしたが、ようやく我が家の花菖蒲が一輪咲きました。角度が悪く見栄えが悪い
のはご容赦下さい。
新型コロナウイルスには世界中の人々が難儀をし、不自由な生活に苦しめられていま
す。皆が一息つけるようになるのにもまだ紆余曲折がありそうです。どうか一日も早
く終息しますように。どうぞ皆様ご自愛下さい。