2018.11.26
秋の終わりの庭から
あれもこれも担当の千葉です。
玄関に掛ける花御札が秋になって、芙蓉⇒菊⇒紅葉と三枚目。師走の
足音が聞こえそうな頃となり、いよいよ秋も大詰めといった時期にな
りました。冬になってしまわぬ内に、晩秋の庭の実や花たちをお届け
しておきます。
庭には小菊があちこちで目を楽しませてくれています。
玄関脇で爽やかな甘さが香り出し、柊の花が咲き始めたことを知らして
くれています。
ヤツデの小さな小さな花もミツバチを沢山呼び寄せています。
秋の初めに綺麗な花を咲かせた檜扇はすっかり散って、ぬばたまの実が
現れて来ました。
南天の赤い実。
白い実の南天も。
千両の朱も鮮やかになって来ましたが、
万両の紅は今年は色付きが少し遅いような気がします。
10月が暑かったからなのか、各地で今年の紅葉は遅かったり鮮やかさ
に欠けたりといった話を聞きますが、我が家の松・満天星・銀杏のトリ
コロールも今年はパッとしません。
放りっ放しのキウイも完熟が近いかも知れません。
酸っぱい夏蜜柑を始め、金柑、柚子などの柑橘類は色付きがよくなって
来ました。
山茶花が咲き始めるといよいよ冬が近づいて来ていると感じます。
同じように咲き出した侘助は、山茶花と同じ仲間ですが、花持ちが良く、
かなり長い間楽しめるのがありがたい花です。