2018.01.19
我が家のお気に入り銘菓~仙台・出雲ほか
あれもこれも担当の千葉です。

 

それぞれの地方にはその土地を代表するような銘菓がありますね。今日はその中から

我が家のお気に入りの四品をご紹介します。



第一に仙台の銘菓、九重本舗、玉澤さんの『霜ばしら』。

水あめを細い細い糸のように伸ばしたものを薄い板状にして折り畳んだような

つくり。あまりに繊細なため壊れやすいので、お砂糖を混ぜた粉の中に埋めて

あります。口に入れるとえも言えぬ舌触り、崩れるように溶け出す食感は格別

です。冬季限定ですが、今は配送もしてもらえます。



続いては、出雲は来間屋さんの『生姜糖』。生姜の辛みと甘みの絶妙な取り合

わせが後を引きます。我が家では毎年これをお正月に集まる兄姉家族へのお

年賀にも使っています。



北陸新幹線が金沢まで通じて一躍脚光を浴びている北陸も、美味しいお菓子が

多いですね。我が家では何と言っても富山県は白梅軒五郎丸屋さんの『薄氷・

う寿氷(うすごおり)』。



江戸時代にご当主が、庭のネコヤナギに気をとられ踏んだ薄氷のパリッという

音から想起して作ったというだけあって、これも繊細なお菓子故に綿のような

クッションが入っています。

 

加賀百万石、古都金沢にも老舗森八さんの『長生殿』など、素敵なお菓子が沢山。

北陸新幹線の楽しみの一つでもありますね。



最後はやはり京都。鍵善良房さんの『菊寿糖』。和三盆の控えめでまろやかな

甘さが何とも言えず妙。日本中至る所に和三盆の落雁はありますし、鍵善さんは

葛きりで有名ですが、我が家は京都へ行くと必ず鍵善さんでこの『菊寿糖』を

大人買いして来、少しずつ大事に大事に戴きます。