2012.09.06
フィンランドのくらしとデザイン展に行ってきました。
住宅営業の山本です。
今回、私は9月1日から静岡市美術館で開催されている、
『フィンランドのくらしとデザイン -ムーミンが住む森の生活』展に行ってきました。
静岡駅を降り、地下街を経由して看板を頼りに美術館に入りましたが、
裏口から入る形になってしまい、
道中、本当にたどり着けるか、かなり不安になってしましました(汗・・)。
ホールに入ると、駅前の建物とは思えないほど、静かな空間が広がっていました。
いよいよ展示会に潜入です。
第一印象は、女性と家族連れの来場者が圧倒的に多い。
鮮やかな色使いと、かわいいデザインのマリッメッコやイッタラーの展示や
普遍のアイドルキャラクター、ムーミンの展示もあるので
女性や家族連れが多いのも納得です。
男一人で訪れた私は、かなり浮いていたかも・・・。
フィンランドといえば、『極寒の地』というイメージを持っていた私ですが、
展示されている、絵画などを見ると、
大自然の中に暮す喜び、生活の知恵などが垣間見えました。
また、争い事を好まない国民性も、民族叙事詩やムーミンなどから感じられます。
建築に携わる私が、最も気になっていたのが、
『アルヴァ・アアルト』のデザインによる照明器具やスツールです。
実用性とデザインを兼ね備え、50年以上経った今でも、
いろいろな、商品の根底に根付いています。
最後に、フィンランドの人々の様にとはいきませんが、
スピードや効率、コストなどを追求する昨今、
ときには日本人本来の、国民性を考えてみるもの必要なのかなと思いました。
(展示品の撮影はNGでしたので興味のある方は、一度訪れてみてください。)