2017.02.03
厄年と厄除け
あれもこれも担当の千葉です。
今日は節分。暦では一年を分ける最後の日、いわば大晦日。明日の立春からは
また新たな一年がスタートします。グレゴリオ暦1月1日と、二回新年があって何か
嬉しい気分です。
家族での初詣に、会社や関係団体の安全祈願にと、年の初めには三嶋大社さんに
何度も何度も参詣します。今日は節分祭ですが、先日も三嶋大社崇敬会の新年祭に
伺って来ました。
客殿と回廊を当社で建築したこともあり、三嶋大社さんには尊いご縁を戴いております。
そのご加護厚く、平穏に過ごせていることに感謝感謝です。
優良な建材・材木が手に入り難かったバブル前後の時期の建築でしたが、大人が手を
広げても抱えきれない台湾ヒノキの丸柱は、乾燥による割れが変なところに出ないよう
に割れをあらかじめ誘発する背割りもないのに、未だに割れが殆ど見当たりません。
木の幹の芯を含まない木材(芯去り材)は、四方柾(しほうまさ)と言って木目が綺麗な
柾目になるだけでなく、割れにくいのが特徴だと言いますが、この丸柱も芯を外しており、
元々の木の太さはいかばかりであったのか、いつ見ても感心するばかりです。
新年には境内に毎年厄年の一覧が掲示されています。厄年については神社や地方
によって、多少考え方の違いがあったり、数え年か満年齢か、1月1日か節分・立春か
の違いがあるようですが、三嶋大社さんの表によると私は9年に一度巡り来る厄年に
当たっております。
前回、前々回も老義母に『厄除けには黄色いものを身に着けると良い』と教えて貰い難を
逃れて来ました。今年もこれで行こうと無事の一年を願って、黄色いものを取り揃えて
みました。(無粋なものをお見せして申し訳ありません!)