2016.11.04
かもめーると郵政民営化
あれもこれも担当の千葉です。
小泉純一郎内閣が『郵政民営化選挙』と銘打って、衆議院を解散、自民党内の少な
からぬ反対派に刺客まで送り込んだ総選挙で歴史的大勝を果たしたのは2005年の
夏(小泉チルドレン)。郵政民営化は2007年の10月1日。もう9年も経ったのですね。
もう三か月以上前、梅雨明けが間近かの頃、郵便局に振込に行きました。が、
振込票のない送金は、機械で現金送金はできず、窓口に行って手続きをしました。
随分面倒だなぁ、殿様商売なのかなぁ、そういえば民営化したって郵便局の配達の
自転車・自動車の運転は相変わらず乱暴だなぁ、などと文句ブーブーのメンタリティ
で窓口に立ちました。
ところが、窓口のお姉さんの対応は良いわ、待ち時間も短いわ、なかなか良いじゃ
ないかと、当初の悪印象は見事払拭されました。
おまけに、振込・送金の用事が終わると、さりげなく暑中見舞い葉書の売り込み勧誘。
手書きかプリンターかなど巧みに私から聞き出し、インクジェットを薦めてくれます。
ああ、しっかり民営化されているんだなぁと感心。声援の気持ちも含めて買って来ました。
それまでお高くとまって愛想の悪かったゴルフ場も、破綻して経営が代わると急に愛想
良く大きな声で挨拶するようになるなど見て来ましたが、破綻もなく、民営化もせずに、
大きくサービスの質を高めたのがお役所です。もう何年か前のことですが、この近辺では
真っ先に清水町の役場が大きな声で挨拶するようになりましたし、沼津市役所や三島市
役所もそれに続き、三島市役所は市民課のあたりには丁寧に案内・指導する職員を配置
するようにもなりました。
わが身に振り返り、お役所に負けないサービスの改善を社内に呼び掛けました。