2013.03.05
思い出の木
総務三須です。
さて、皆さんは『思い出の木』ってありますか?
生まれた記念に植えた木や、良く遊んだ神社の木、お花見で毎年楽しんでいる木など、誰しもが思い浮かべる木があるのではないでしょうか?
下の写真は、私の母校の小学校にあるイチョウの木です。
私が小学生の30年数年前にはすでに大木でしたので、かなりの樹齢だと思います。
小学生の頃は、この木の周りで缶蹴りをしたりして、よく遊んだことを覚えています。
自分や友達の成長をずっと見守ってきた木で、校歌にも『イチョウの大木、立つ庭に♪~』と歌われています。
今は、私の子供も二人、この小学校にお世話になっています。
このイチョウ、最近樹勢が衰えてきたということで樹木医さんの診断を受けたところ、根本に空洞ができていて、倒木する可能性があることが判明しました。
ということで、先日、在校生や歴代のPTA会長などの関係者を集めて、お別れの会が開かれました。
私は参加しませんでしたが、今週末の伐採の前に、みんなで校歌を歌ってお別れしたそうです。
児童の安全が第一とのことなので仕方がないのですが、とても寂しい気がします。
さて、無くなってしまう木もあれば、新たに植えられた木もあります。
私の住む地域の狩野川の堤防で、先日、サクラの木の植樹イベントがありました。
元々植えられていたサクラの木(オモイガワという品種)が、やはり元気がなく枯れ木が増えてきたことから、地元ライオンズクラブの方が中心となって、地域の方と一緒にソメイヨシノに植え替えることになりました。
当日は、地域の小中高校生や地域の方が集まり、数人単位で1本ずつ、全部で百数十本のサクラを植樹しました。
小さな子供たちも多く参加していました。
私も記念に1本、家内と一緒に植えてきました。
このサクラには、一本ずつ植えた人の名前のプレートが付けられるそうです。
何年がして大きくなったこの木の下で花見ができるようになることが楽しみです。
子供たちにとっても、きっと『思い出の木』になったことと思います。