2013.10.22
ワクワクと郷愁
リフォームの本間です。
先日、函南町の某病院敷地内を歩いていたら、偶然発掘現場に遭遇しました。かなり大きな発掘現場です。
函南在住の方でしたら既にご承知かと思いますが、私は全く知らなかったので、すぐさま車に
戻りカメラを取ってきてあちこちパチリパチリ。勿論発掘現場の責任者の方の許可を得てからです。
現場で測量中の方に聞きましたら、この遺跡では石器から金属(青銅器片?)まで出ているらしく、おおよそ弥生時代から奈良時代までの複合遺跡であるらしいとのことでした。なるほど・・・。
私は子供の頃から、古代の遺品発掘に興味がありました。
地中深くから出てくる古代の品々や遺跡。これらのモノが大昔の人々と共にあった、
大昔の人々がこの場所で、これらのモノを使って生活していたのです。
何とロマンのある話でしょうか。そんなことを考えてしまいます。
同時に子供時代のほろ苦い思い出もあります。
自分の家の田んぼを掘ると、縄文時代の土器や石器が出てきました。晩秋の稲刈りが終わった後、一人で黙々と掘っていたのですが、次の年、親父に散々怒られました。
春先、田植えの準備で親父が耕運機を使うのですが、私が掘った場所は機械が落ち込んでどうしようもない、と。親父は知っていたはずなのですが。
ついつい夢中になって、深く掘り過ぎたのがまずかったのです。
そんな何十年も昔のこともつい思い出してしまいます。
ロマン溢れる発掘現場、将来はこんな発掘現場でのお手伝いができたら楽しそうです。
私にとって、忙中閑あり、いやし の一時でした。