2013.11.27
日本で3人目の全盲弁護士
法人部 営業チームの横山です
2013年11月24日(日)
財団法人はごろも教育研究奨励会「平成25年度はごろも『夢』講演会」
第3回中郷西中学校区「子どもの育てを語る会」に
関係者の方にお誘いいただき、中西中の生徒と一緒に聴いてきました
講演は日本で3人目の全盲弁護士である
「つくし総合法律事務所」の大胡田 誠さんです
12歳で失明し、コンプレックスと希望のハザマでの大学受験、大学での差別、
司法試験での苦労、全盲の奥様との結婚、そして子育てを経験されて
今に至っておられます
演題は「全盲弁護士の夢の叶え方」です
はじめに校長先生がお招きした理由を3つお話されました
①困難を乗り越え夢を叶えること
②家族、友人を大切にすること
③困っている人を助けること
私の大胡田さんの第一印象は「やさしい話し方をする方だな」でした
すぐにお話に引き込まれていきました
以下が私が特に心にとまったお話です
「相手がなかなか心を開いてくれないと感じるときは、たいてい自分が力んでいたり、
変に構えていたりするものだ。それが相手にも伝わる。だから人から理解して
もらいたければ、まず自分が相手を理解することだ。信頼してほしければ、まず信頼
する。好かれたいのならば、好きになることだ。」
「迷った時には自分の心が温かい方を選びなさい」という母の言葉。
「あきらめなければ夢は必ずかなう。人生に無駄なものはない。」
「特別扱いしない特別」な両親の育て方。
自分の子どもたちに・・・「人生に立ちはだかる困難から逃げずに、それとうまく付き合ってい
く姿勢。」「だから無理だ」と逃げるよりも「じゃあどうするか」と考えるほうが、
人生はがぜん面白くなる。
障がい者は世界的にはOne In Tenと言われている。
日本において、障がい者は、様々な生活の場面において、バリアに直面し、地域の
中で自立した生活を営むことができないままにいる。
「相手を思うこと」が社会を変えていく。
「心はどこに存在するのか」という問に対して、「人と人との間にある」と聞いたことがある
断片的なフレーズなので、私の感動がうまく伝わっていないと思います
興味のある方はぜひ出版されている本を読んでみてください
最後にこう思いました
「私は恵まれている。やれることは沢山ある。まだまだ努力がたりない」と