2013.11.26
「はぎ」ちゃん
営業の加藤です
「ゆめ」「ゆかり」に続きまして、「はぎ」ちゃんが小山多頭飼育崩壊現場より我が家にきました。
小山にいた頃の「はぎ」ちゃん
お山の現場に見に行った時、小屋の奥でずっと隠れていました。
この子は、かなり臆病な性格で、我が家にきてからも小屋の隅の方、顔を隠すように過ごしていました。
それでも、人に慣れてもらえるように、小屋の中に手を入れて、毎日タッチの練習。
小屋の引きこもりもなくすために、少し強制的ですが、小屋に入れないように扉をし、小屋の代わりににゲージの下だけを
置いてみました。
猛ダッシュで、早速ゲージに入り、顔を隠すと思っていたら、ゲージを枕代わりに顔を出してくれました(⌒-⌒)
タッチをしても、ずっと肩に力が入っていて固まっている感じです(^_^;)
それでも、触っていてもまったく怒らないので、これならお風呂に入れれると思い(かなりの臭いだったので・・・)、抱っこを試みた瞬間、
口が出て、お風呂は断念 ( ̄□ ̄;)!!
もう少し慣れてから入れることに。
それから何日か経ち、毎日のタッチの成果か、段々人が恋しくなってきたようで、人の姿が見えなくなると「くぅ~~~ん」と鳴くようになりました。
そして、「はぎ」ちゃんを見に外に出てみると、急いで「はぎ」ちゃん小屋へダッシュ・・・。
おとなしくなったので、家に入ると、また「くぅ~~~ん」・・・。
そして見に行くと小屋へダッシュ・・・
これの繰り返し ( ̄ω ̄;)
夜も、こんな感じだったので、近所迷惑になると思い、夜だけは家の中にいれることにしました。
臭いがきついので、空気清浄機を購入し、いざ部屋の中へ・・・。
多少初めは鳴きましたが、朝までイビキをかいてぐっすり寝てくれました。
逆にイビキがうるさかったかな・・・ (;^_^A
けど、またそれが可愛く思えてきます。
この日から、夜は一緒に寝るようにし、タッチの練習も更に強化。
お耳チェックもさせてくれるようになりました ヽ(^◇^*)/
ここまでくれば、お風呂もそろそろ大丈夫だろうと思い、いざお風呂へ。
さすがに抱っこは前回みたいなことがあるかもしれないので、ゲージに入れてお風呂まで搬送。
抜け毛がかなり多く、茶色い泡だち・・・
シャンプーを洗い落とし、もう一回洗おうとおもったが、暴れだして、断念・・・。
それでも、シャンプーのあとのブラッシングはおとなしくやらせてくれました。
そして現在では、おおもとのボランティアさんのもとで、本格的な室内犬として、トイレ等の躾を頑張っている日々です。
譲渡会にも参加しているのですが、まだ完全に人に慣れていない為、ゲージの中での参加ですが、
早く人前に出れるようになり、素敵な里親さんにめぐり合えて欲しいと思います。
~そして、もう一つご報告があります~
小山多頭飼育崩壊現場にいる子たちが、2頭を残し、救済が完了しました。
残りの2頭は、もともとの飼い主さんが飼われるそうです。
しかし中には、救済しても病気で亡くなってしまった子もいますが
それでも、本格的な冬が来る前に救済が完了してよかったなと思います。
1年程前に救済した「クッキー」ちゃんは、救済した時、後ろの片足が凍傷で壊死し、切断するはめとなってしまいましたが、
現在では、里親さんの下で幸せに暮らしています。
この子のように、今まで譲渡された子たちが幸せに暮らしているを見ていると、私も幸せに思えてます。
私は預かりのボランティアは終了しましたが(外預かりだったので)、まだ里親が決まっていない小山の子達(8頭)が
室内のボランティアさんのもとに残っていますので、引き続きこの子たちを幸せにしていくお手伝いをしていければと思います。