2016.08.09
我が家の芸達者たち
あれもこれも担当の千葉です。



リオデジャネイロ・オリンピックが開幕して連日熱戦が繰り広げられています。日本勢も

好調な滑り出し。これまでのところ柔道は金メダルを含め出場した全選手がメダルを

獲得、水泳でも表彰台に同時に2本の日の丸が上がるスタートが切られました。内村

航平君念願の男子体操団体も金メダルを獲得し、日本中を感動させてくれました。熱戦

はまだ始まったばかり、どの選手も、怪我せず万全の体調で、これまでの努力・苦労の

成果を発揮できますように。



さて、今回は我が家の2匹の娘達の登場です。

 

トラ子。生後1ヶ月にもならない頃に我が家に迷い込んで来て以来かれこれ10年。

まだ片方の手のひらに乗せられる程小さく、粉ミルクを溶いて指で舐めさせる頃から

人間に馴染んだためか、甘えん坊で、どうも自分が人間と同じだと思っているのでは

ないかと思わせるふしがよくあります。ふつう本能で酸っぱいものなどは食べないはず

なのですが、人間が食べているものは、与えれば躊躇せず食べてしまいます。もう野良

としては生きていけませんね。夜に寝る時は必ず妻の布団に潜り込みます。



カスタードクリームを舐めています。見て下さい、美味しいもの、好物を食べる時は必

ず恍惚と目を瞑ってしまうんです。

 

 

もう一匹のミイ子は、トラ子に遅れること2~3ヶ月して、トラ子が気になって家に上が

り込んでしまいました。トラ子とほぼ同じ年齢と思われます。頭の良い子で、鳴き声

1つで人間を使う術を良く心得ていますし、やや冷やかな目で超然と全てを悟った顔を

よくしています。それでも養われている義理からか、最も嫌なはずなのに、抱かれて

仰向けにされお腹を撫でられても我慢強く耐えています。



義父の描いた絵を鑑賞することも出来ますし(決して他の家族と違って辛口の

批評を口にすることはありません、、、)、



隣の絵と見比べることもできます。

 

テレビで内村航平選手の名演技を見れば、



えいっ、と自分も軽々とやってのけてしまいます。



随分と長く人間と暮らしているのでご覧のように警戒はもう解いてはいますが、



それでも、生まれてから我が家に来るまでのたった2~3ヶ月の間の経験からか、

ミイ子の方はまだ少し野生を残しているようです。トラ子のように人間の食べるものは

何でも食べることはせず、フンっ、と見向きもしない矜持を持ち合わせています。