2016.08.06
夏の最後の日。夏の果て、秋隣り
あれもこれも担当の千葉です。

 

今日8月6日は広島の日。犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、今も苦しまれて

いる方々にお見舞い申し上げるとともに、平和であることのありがたさを噛みしめたいと

思います。

 

明日は立秋。カンカン照りの下、球児達の汗が飛び散る甲子園も明日が開会式で、夏の

暑さはこれからが本番、というのが実感ですが、暦の上では明日から秋。ということは

今日は夏の最後の日。季語には、『夏の果て』とか『秋隣(あきとなり)』があり、まさに

晩夏を現わしています。

 



梅雨明けの頃から毎日のように鈴生りとなった家庭菜園のミニトマトの収穫も、そろそろ

終わりに近づいて来ました。トマトも夏、それも晩夏の季語となっています。

 

降り足りし雨に育ちぬ花トマト (杉田久女)

 

うちの庭のトマトを甘いと言ってくれる方がいます。野菜・果物は収穫が近くなった時期に

あまり水を遣らないほうが甘さが増す、と聞いたことがありますが、まさに怪我の功名かも

知れません。



やはり梅雨明けを知らせるかのようなタイミングで咲き始める芙蓉の花。こちらは初秋の

季語となっています。9月中頃まで花が続くので、秋というのもなんとか頷けます。

 

枝ぶりの日ごとにかはる芙蓉かな (芭蕉)

 

芙蓉は毎日毎日、朝に咲き夕には萎んで散ります。その日ごとに咲く花の数も場所も変わ

る、そんな光景をとらえたのかも知れませんね。

 

 

そして夏の最後の日と秋の初めの日を繋いで、当社の住まいの完成見学会が開催されて

います。8月6日(土)、7日(日)の2日間です。



木造3階建ての2世帯住宅。耐震等級3(最上級)の長期優良住宅です。ご両親が

お建てになった思い出一杯のお宅を建て替えました。慣れ親しんだ大黒柱や欄間を

新居にも活かし採りして、大切な思いを受け継ぎました。