2014.05.19
新築された熱海市役所
リフォームの本間です。
今回は約60年振りに新築された熱海市役所の紹介です。
熱海のにわか宣伝マンからすると、市役所自体は観光スポットでも何でもないので本来の私の目的にそぐわないのですが、市内での特記事項ということで紹介させていただきます。
そもそもこれまでの熱海市役所は、昭和25年の熱海大火による旧市役所の焼失を受けて、昭和28年に建築されたものです。爾来60年が経過しましたが、その老朽化は覆うべくもなく、また震度6程度の地震で倒壊する危険性が非常に高いとも言われ、早期の建て替えの必要性が以前から言われてきました。
しかし熱海の観光地としての地盤沈下や人口減少などによる肝心要の建て替え財源の不足は如何ともしがたく、新築に代わって、近隣の空き建物への間借り移転など、長年にわたって様々な議論が行われてきました。
そしてその後の議論の詳細は承知していませんが、とにかく現市長就任後の平成24年から新庁舎の建設が着手され、やっと本年4月に併設の消防庁舎の使用開始、5月に本庁舎(第一庁舎)の業務開始となりました。
エントランスの表示板です。
第一庁舎
第一庁舎と消防庁舎
消防庁舎
内部の写真はありませんが、とても明るくなっていました。これで市民サービスも更に向上してくれることを望みます。
建物概要:鉄骨造 地上4階、延べ床面積5,700m2、総工費16億2,226万円
以上、熱海のにわか宣伝マンによる簡単なご紹介でした。