2015.03.07
梅見の宴~三島の松韻・せせらぎ亭
あれもこれも担当の千葉です。
昨日から啓蟄。まさに草木も虫も動物も、生きとし生けるものが春の暖かさを期待し
動き始めた様子です。ここ伊豆地方は河津桜が有名なこともあり、早咲きの桜の話題
が満載ですが、梅もまさに盛りの季節です。我が家の梅は、既に散ってしまった木も
あれば、満開を迎えたばかりの木もあります。
中国から渡って来た梅は、『松竹梅』と言う言葉に表されるように、平安時代以前は
春を代表する花であり、万葉集で『花』と言えば桜ではなく梅のことだとも聞きました。
そんなおめでたい梅を眺めながらの宴席という贅沢を経験させて戴きました。
場所は三島の佐野美術館に隣接する『松韻・せせらぎ亭』。ここには三島を代表する
名庭園のひとつでもある『隆泉苑』という広大なお庭と昭和初期の名建築があります
(私のお見合い写真はこの隆泉苑のお庭で撮らせて戴き、妻とのお見合いの席もここ
隆泉苑に設けました)が、せせらぎ亭はそれよりはずっと小ぶりのお庭に囲まれた離れ
形式のお食事処。当社のお得意様でもあります。ご亭主が自ら造園・造庭を手掛け
られた庭内には三島の湧水が引かれ、梅花藻やカラーの見どころの一つでもあります。
松韻・せせらぎ亭・隆泉苑 http://www.msn.com/ja-jp/?cobrand=toshiba13.msn.com&ocid=TSHDHP&pc=MATBJS
ご亭主の心地よいおもてなしに、目も舌も楽しませて戴きました。
皆様も是非、桜の前のあとわずかの間、満開の梅をお楽しみ下さい。
追記:ここ、せせらぎ亭の女性トイレは必見です。前回の改装の折に、
『せせらぎが流れ、星を見上げられるおトイレ』を作らせて戴きました。