2015.03.15
余寒?~それでもいよいよ深まる春の花たち
あれもこれも担当の千葉です。

 

立春を過ぎ、あれよあれよと言う間に来週にはお彼岸を迎え、改めて年明けの

3ヶ月が行く・逃げる・去るほどに早く感じられます。三寒四温とはよく言ったもので、

暖かさにホッとしていると、霙混じりの雨が降った昨日のように、寒さが冴え返り、

春の予感ならぬ春の余寒に身体が戸惑ってしまいます。

 

それでも草木は確実に爛漫の春に向かって歩を進めているようです。いよいよ

深まる春を予感させる花たちを脈絡もなしに羅列して見ます。



週末に鎮座したチューリップに玄関を明け渡し、居間に居所を移した山茱萸

(さんしゅゆ)。小さな小さな黄色が綺麗です。



近くの里で見掛けた枝垂れ梅。華やかさの中にも気品が感じられて素敵です。



こちらは我が家の雪柳と木蓮。今年は例年より少しだけ開花が早いようで、

木蓮などはもう満開間近です。



先日三島駅の近くで、雪柳、木蓮、紅梅が並んで咲き誇っている景色を発見。



腕が拙いために判り難いのですが、白木蓮と紅梅の間に、紫木蓮もありました。

 



庭の木瓜(ぼけ)の蕾はまだ開いていませんが、梅と桜を繋ぐ杏の蕾は既に

綻んで、ぽつぽつと薄紅の花が付き始めました。



最後は先日行った割烹の床の間に活けて有った春。



連翹(れんぎょう)でしょうか。枝垂れて咲く連翹を天に向かって活けると

また雰囲気が異なり、先にだけポツリと残された若い緑の葉と相まって、

趣ある姿に感心しました。