2020.06.26
ドアクローザ(ドアチェック)の調整方法
修理のことなら鈴木のゆう企画の鈴木です。
2回目の登場です。
今回は、玄関の扉やリビングの扉の上の方に付いていて、自動で扉を閉める役割をしているドアクローザ(ドアチェック)の調整方法について、ご説明いたします。
【ドアクローザ(ドアチェック)】
ドアクローザの調整は、本体についている調整ネジを締めたり緩めたりすることにより調整を行います。
調整ネジは、1~3個あるものが大半です。
調整ネジが2個以上ある場合、番号が付いていますので、その番号で調整するドアの角度が異なるります。(図1を参照してください。)
調整ネジは、-ネジ、+ネジ、六角ネジ等の種類がありますので、調整ネジを確認して工具を用意するようにしてください。
【図1】
1⃣ 調整ネジが1個の場合
調整ネジが1個の場合は、室内の建具に多く、まずカバーを手前に引き外します。そうすると、本体に調整ネジ①があります。調整ネジ1個の場合は、全体のスピードをこのネジで調整します。調整ネジは締める(右回り)とドアの締まるスピードが遅くなります。逆に緩める(左回り)とドアの締まるスピードが速くなります。
2⃣ 調整ネジが2個の場合
調整ネジが2個の場合は図1の 2⃣のように①の調整ネジでは、目いっぱいに開いたところから締まる少し手間までを調整し、②の調整ネジで残りの部分の調整を行います。
調整方法は1個の場合と同じで調整ネジを締めるとドアの締まるスピードが遅くなり、緩めるとスピードが速くなります。
3⃣ 調整ネジが3個の場合
調整ネジが3個の場合は、図1の 3⃣の場所を調整ネジ①~③で調整を行います。③のネジはあまり動かさなくても調整できることが多いので、まず①②の調整を行い様子を見てください。
調整を行うにあたりポイントは、調整ネジを1度に回し過ぎないことです。多くても半周程度で様子を見て調整をしてください。
ほんの少しの微調整の場合は、回す角度1°でも、スピードが変わりますので少しずつ回すようにしてください。
尚、本体からオイルが漏れている場合は、ドアクローザの交換が必要になります。
ドアがバタンと締まってお困りの方は、是非挑戦してみてください。