2020.09.23
高性能バリアフリー住宅③
住まい担当の大木です。
前回に引き続き 住宅内の二大事故要因である段差による
転倒事故およびヒートショックによる健康被害に対応した
建物に関するブログの第三弾です。
前回の投稿で基礎を高くして敷地と1階の床の高さを調整して
本当のバリヤフリー住宅を施工中ですとの報告をさせて頂きました
(前回は基礎工事までの報告でした。)
今回はその後の工事に関しての、特にヒートショック対策に関しての
報告をさせて頂きます。
基礎が出来ましたら 土台、1階の床の工事となりますが高性能住宅は
その前に大事な工程があります。それは 基礎断熱の工事です。
通常の木造住宅は1階の床下に断熱材を施しますが高性能住宅は基礎自体を
断熱します。かなり手間の掛かる工事ですが、これにより1階の床の下も居室
と同じような環境になり、1階の床が冷たくなりにくくなります。
その後上棟となります。
上棟後、建物本体の断熱工事となります。
高い性能を持つ建材を壁にはパネルとして、屋根には吹付工事により
施工します。写真ではわかりませんが、ここでも通常の住宅よりも
一手間かけます。それは気密処理を丁寧に行う事です。部材間で発生する
小さな隙間にも気密処理を行います。そしてその後、実際にこの建物の外部との
隙間に関しての測定を行います。試験で例えるなら中間検査ですね
次回はその様子をお伝えします。