2020.10.30
家族を守ってきた門扉の第二の人生
 

すまい担当の大木です。

 

現在お引渡し間近の御宅の話を掲載させて頂きます。

 

このお宅にの入り口には何代も前に建てられたケヤキ製の立派な門がありました。

 



 

ただ現在の車社会に対しては、どうしても間口が

 

せまく車で通行する際には気を使いながらの通行となっておりましたので

 

今回のお住まいの建替えに際して、解体する事となりました。

 

いままで家族を守ってきた門ですので近所のお寺での再利用も検討して

 

もらいましたが畳や建具の再利用と同様でサイズが合わないため移転は断念せざるを

 

えない状況となりました。

 

しかしこの門は姿を変えてダイニングテーブルとして

 

引き続き家族の皆さんを見守る事となります。

 

まずは銘木を取り扱っている工場にて門扉の再加工を行いました。

 

昔の職人さんの仕事ですので金物は使用せず、組み上げられていました。

 

↓ 解体中の様子です。

 



 

↓解体後の様子です。門を囲っていた框も回収できました。

框はテーブルの脚に生まれ変わります。

 



 

そして数週間後 ダイニングテーブルとして生まれ変わりました。

 

 



 

本来のケヤキの色がとても綺麗です。

 

これからも形をかえて引き続き家族のそばで家族を見守る事となります。

 

なんか…良かったです。

 

思い入れのある古材の再利用をお考えの方、是非お問合せ下さい。