2014.02.28

緊急告知の見学会の訳は?

住宅部の情野です。

 

本日、伊豆市へ行ったので

設計の川口の住まいが完成間近だったので、

ちょっと覗いてきました。

 

数年前から計画をしていたのを見ていたので、

やっと出来て喜ばしい限りです。



現地を見た瞬間、、

『やられた~』と感じてしまった。。。

そのくらい、感じの良い住まいになっていました。

 

なので

上司に相談して、見学会を強引(わがまま?)にやることにしました!

 

実は、、川口本人からは『見学会やらないの?』

と言われていたのですが、ちょっと地域的に・・・

消極的になっていました。ゴメンナサイ。



急なので広告も出せませんが、

お問い合わせ、お待ちしてマース!

http://www.szki.co.jp/event/

 
2014.02.27

新居の完成

山本です。

このたび、9月より工事を進めてまいりました自宅が完成し引渡しを受けました。



少しですが、建物の様子を紹介します。



こちらは、LDKです。

TV回りは、作り付けでローボード・吊戸棚を設けました。

キッチンは、引き戸を設けリビングから内部が見えないようにしてあります。

 



和室です。

オリジナルデザインの障子と、朱を基調とした明るい感じに仕上がっています。



一番こだわった部分はこちらのバルコニーです。

奥行きを深くとってあるので、外出中に突然雨に降られても洗濯物は安全です。

奥に見えるのは、浴室の窓です。



浴室側から見るとこんな感じ、大きな窓なので非常に明るい空間になっています。

また、ベランダに面して窓を設けてあるので換気のために日中窓を全開にできます。



こちらは、洗面脱衣室です。

引き戸を設けて、直接バルコニーへ出られるので洗濯の動線は非常に短くなっています。



恥ずかしながら、広い敷地とは言えないので駐車スペースはインナーガレージとして、

建物の構造上必要な壁を利用して、外部収納スペースを作りました。

 

日頃の業務とは逆の立場で、住宅の工事に携わり

『住まいづくり』の難しさと、楽しさ、喜びを改めて確認することができました。

今回の経験を活かし、これからの仕事につなげていきたいと思いました。

 

なお、今回は日程と敷地状況などにより、

見学会を開催することができませんでしたが、個別にご案内することはできますのでお問い合わせください。

 
2014.02.24

ワクワクスタジオFM収録しました

法人部の横山雅人です

本日、ボイス・キューのスタジオで収録をしてきました
放送は2月28日(金)17:25から
FM77.7MHzです!
今日の収録用に自宅で作った小物(吹き出し)を持参

長方形でおもしろさに欠けるため、パーソナリティーの露木さんと収録前に工作

雲のように丸みをつけて、露木さんが切ってくれました

文字を私が書いたあと、露木さんがお花を描きました

出来上がりに二人、大満足!

みしまるくんとみしまるこちゃんをかぶって撮ったのがこの写真です

(露木さんはかわいいなぁ~、私は・・・ご容赦ください)



で、収録の内容は
「煉瓦の家」アパートメントハウスについてです
平成27年1月1日からの相続税改正にからめて

相続税対策の一つとして賃貸住宅の建築を取り上げ

他の物件に勝つための差別化できる商品として

「煉瓦の家」をご紹介しています。

ぜひお聴きください。

 
2014.02.22

大雪と献血~想定外の大雪の影響も想定外

あれもこれも担当の千葉です。

 

先日当社の構内に献血バスが来て下さって献血をしました。私が所属するロータリー・クラブ

でも真夏の一日、市内のショッピング・センターにこの献血バスをお呼びして、献血の呼び掛け

をしています。当社では長年にわたって構内での献血をしており、今年度はこれが3回目です。



学生の頃から時折献血をしていましたが、1990年頃に英国で食肉用の牛に口蹄疫・狂牛病

の感染が広まったことがあり、この時期に1週間ほど英国に滞在していたために長いこと献血

対象者から外れてしまっていました。少し前にこの規定が改定され、短期間の滞在者は献血が

できるようになり、また献血をするようになりました。

 

以前に比べると、献血前の健康チェックは格段に丁寧になっています。健康状態のチェック・

シートから、なんとこの献血バスにもボランティアのお医者様が乗っていらして、一人ひとり献

血前に問診をして下さります。前回はなんと良く存じ上げているお医者様が乗っていらしてビ

ックリしたことがあります。また、献血後の万が一の事故が無いようにとの注意事項も徹底し

ています。

 

バスの中で順番待ちをしている際にいろいろと話を伺ってみたところ、献血者の減少が大きな

問題になっていることが判りました。



全体の献血者数や献血量も減っているのですが、日本赤十字社の統計によると、若者の献血

者が大きく減っているのだと判ります。16歳から献血できるのですが、1985年から2008年の

間に、16~19歳の献血者数は何と5分の1に(世代人口に占める献血者数の割合は25%か

ら5%に)、20歳代の献血者数は半分以下に(同じく率は18%弱から9%以下に)減少している

のです。社会的な対応が必要ではないかと感じました。

 

また、HIVの感染の有無を調べるために献血をする人が増えてきたため(そして潜伏期間で感染

の有無が判らず輸血で感染者を出してしまった事件が出てきたため)、現在ではHIVに感染して

いても献血者には通知しないことになっているそうです。

 

最後に、年がら年中輸血用の血液が不足しがちな状況に加えて、この大雪で献血量が大きく

減っていて困っているのだそうです。

 

想定外の大雪の影響も想定外なのですね。

 

 
2014.02.22

「フォトクラブ 赤富士&岩波」沼津展にて

住宅部の山入です。

先日、アゴラ沼津ビル8Fのしずぎんギャラリー「四季」で開かれている写真展に

行ってきました。

親しい知人が所属している「フォトクラブ赤富士&岩波」の写真展で毎年この時期に

開かれています。



富士山をメインとした写真展で、会員の方の力作が展示されていて

色々な富士山の姿を見ることが出来るので、毎年足を運んでいます。



昨年富士山は世界文化遺産に登録された事もあり、今年も力作ぞろいでした。



いつもながら、会員の方方の富士山の見せ方に対するこだわりと快心のショットを

撮るための根気には改めて関心させられました。

 
2014.02.18

伊豆マラソン2014

総務三須です。

 

2月16日に開催された伊豆マラソンの21.5kmの部に出場しました。

本大会には3年ぶり4回目の出場です。

金曜日からの大雪の影響で開催が危ぶまれましたが、当日は快晴となり、路肩に雪は残っているものの、無事開催されました。



↑ 朝7時30分頃のスタート地点。路肩はカチカチに凍っていて危険な状態でした。

2,000人余りがエントリーしていましたが、雪の影響でしょうか、かなりの欠場者があったようです。

出場できなかった方、残念でした。

 

大会のテーマは「富士山といっしょに走ろう」です。

今年は快晴でしたので、スタート地点からもきれいな富士山が望めました。



スタートとゴールが一緒の大会が多い中、修善寺から三島までの1wayで行われる大会のため、走っている最中はずっと富士山に向かって走る感じです。

15km付近からの景色は本当に絶景ですよ。

 

さて、伊豆マラソンには3年ぶりの出場ということで不安もありましたが、沿道の皆さんのご声援に支えられ、楽しく完走することができました(後半の逆風には閉口しましたが・・・)。



↑ スタートから約1km付近の様子

 

ゴールの三嶋大社前では、しゃぎりや出店などでの歓迎です。



無事完走して、完走証をいただきました。

4回目の出場ですが、毎回少しずつ記録が良くなっています。



40代も後半戦となり、この歳になると「伸びる」ものがほとんどなくなってきた(体重以外)中で、年々記録が良くなっていくとモチベーションが上がります。

大会に参加されました皆様お疲れさまでした。

そして大会を支えてくださった関係者の皆様、ボランティアの皆様、沿道の皆様、どうもありがとうございました。

また来年の大会も楽しみです!

 

そして次は2か月後の焼津マラソン。また頑張るぞ!

 
2014.02.18

建築コンペティション見学

REFORM 三須です。

先日、東京ビックサイトで行われました、「エネハウス2014」の

「大学対抗建築コンペティション」の見学に行って来ました。



テーマは「2030年の家」

コンセプトは「エネルギー」、「ライフ」、「アジア」の3つです。

先進的な技術や新たな住まい方を提案し、モデルハウスにて体感することが出来ました。

5つの大学が参加しており、母校も参加しておりました。

母校の作品は、3つの「環境シェルター」と「大屋根」で構成される新しい生活スタイルということで、

「水廻りシェルター」、「台所シェルター」、「寝室シェルター」に、

「大屋根」の太陽光発電パネル(電気)、太陽熱集熱パネル(熱)、ガラス(光)により、

「ソラマネシステム」を採用しておりました。



他校の作品も色々と考えられており、直ぐにでも採用したくなるアイディア(ヒント)を、

沢山いただきました。



日々の生活や仕事で忘れかけていたものを、思い出させていただいたような、

有意義な体験(見学)でした。

 
2014.02.17

春寒(はるさむ)

あれもこれも担当の千葉です。

 

今年の梅の開花は早くて、春の訪れも早いかとの思いは淡い期待に終わり、立春を過ぎて

2週間の間に、関東を中心に2週連続の記録的な大雪。ここ三島ではめったに雪が積もる

ことはないのに、2週連続の積雪は私の記憶にはありません。

 

週末は明治生まれの祖父の30年祭(仏教でいう30回忌)があり、久々に父方の親族が日比

谷に集まりましたが、皆出て来るのに苦労したようです。



昨日は雲一つない快晴。風は強かったものの、陽射しが暖かく、厳冬の狭間でほっと一息つけ

た気がしますが、また週央には関東では大雪の予報。春はなかなか気難し屋さんのようです。

 

『春告(はるつげ)鳥』は鶯。『春告魚』は鰊(鯡、にしん)。河津桜も今年は平年より遅れ気味の

よう。まだまだ『春寒(はるさむ)』が続くようです。皆様ご自愛下さいませ。

 
2014.02.14

白銀の世界

こんにちは。設計の松尾です。

週末の雪により、伊豆市内は雪国のような風景になりました。

一日中、道路の雪かきに追われ、なれない作業でたいへんでした。

ひと段落がつき、修善寺温泉場へ歩いて行ってきました。

途中、歩道の雪を踏みしめ、滑らないように気を付けて。桂川の中にある”独鈷の湯”も湯煙がきわだち、今までに見たこともないような情景です。



現在、山門を修復中ですが、修禅寺の境内に入ると25以上の雪でした。さすがに観光客は1人しかいませんでした。

今週末も天気が悪いようですが、これ以上雪が降らないことを祈ります。

 



 

 

 
2014.02.10

シリーズ・徒然読書録~『正義という名の凶器』

立春を過ぎて強烈な寒波に見舞われた日本列島。東京都心では四十数年振りの積雪。

ここ三島でも雪が積もったのは十数年振りで、長男がまだ学校に上がる前だった前回、

雪ダルマ作りに興奮していたことを懐かしく思い出しました。



立春前の暖かさに開花も進んだ梅の花にも重たそうな雪が積もっていました。



あれもこれも担当の千葉です。

 

読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて大雑把、

何かしらからだのどこかに蓄積されていれば良いという思いで、雑然と読み流します。

その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かとも恐縮しつつ、ブログに読書録なる

ものを記してみるのは自分にとって有益かも知れないと思い、始めて見ました。皆様

のご寛恕を請うところです。

 

徒然なるままに読み散らす本の中から今回ご紹介するのは、精神科医で人間・環境

学者、片田珠美著『正義という名の凶器』(ベスト新書)。

 

小泉自民大勝の郵政民営化選挙、小沢民主大勝の政権選択選挙、そして安倍自民

大勝のデフレ反動選挙。どうして最近は雪崩式に極端な投票行動になってしまうんだ

ろう?「モンスター・ペアレント」や「クレーマー」、「ブログ炎上事件」など、一体どうして

こんなに攻撃性の強い世の中になってしまったんだろう、と考えている時に出会ったの

が、先月の拙ブログでご紹介した香山リカ著『悪いのは私じゃない症候群』。

( http://www.szki.co.jp/blog/2014/01/0127_post_249.html  ) 対象として取り上

げた社会現象が同じで、しかも著者がともに女性精神科医ということで興味を持ち、読

んでみることになりました。

 

まずは表紙の裏書をご紹介しましょう。

 

≪ その「正義」が怖い  「あなたのやったことは間違っている。私が正しいのだから」

という考えのもと、徹底的に悪の糾弾を行い懲らしめ、相手が許しを乞いても尚、激しく

攻撃を続ける。時にして、相手の命を奪うこともある。いじめ、体罰、ストーカー、地域

紛争、戦争。社会の揉め事の起因は、この「ひとりよがりの正義感」にあることが多い。

人はなぜ、正義を振りかざし、相手を叩くと気持ち良くなるのだろう?そして、なぜター

ゲットを変え、何度もこの行為を繰り返すのだろう?「正義の仮面」の下に隠された現

代人のかかえるトラウマ、「正義を振りかざしやすくなった社会」という2つの側面から、

今もっとも恐ろしい「正義依存という病」の本質に迫る! ≫



著者はまず、ネット炎上事件の中から、塩谷瞬(私は良く知らないが、芸能人らしい)

の二股騒動、河本準一(こちらも良く知らないがお笑い芸人らしい)の生活保護騒動、

大津いじめ自殺事件の3つを取り上げ、分析を試み、同時にネットから得られる快楽

についても検証し、そこに依存性があることを指摘している。そして、なぜ他人の「悪」

を叩くと快楽が得られるかに踏み込み、「正義の仮面」の陰には怒りと羨望が潜んで

おり、その本質は「他人の幸福が我慢できない怒り」即ち羨望だという。この怒りや羨

望は本来隠したい不都合な感情だが、「正義の仮面」を覆ることであたかも自分には

そんな不都合な感情は無いと思い込むことができて好都合で、しかも快感を伴うから

一石二鳥で、正義依存は容易に伝染してしまう。

 

非常に興味深かった指摘は、1つには、面白おかしくはやし立てる『観衆』や見て見ぬ

ふりをする『傍観者』の存在がいじめやバッシングを過激にする、即ち『観衆』や『傍観

者』も同罪だという点、もう1つは、妄想的ともいえる被害者意識により弱者が弱者を

いじめ・バッシングすることもあるという点です。

 

なぜ今の日本では「正義依存という病」が蔓延し易いのか?

・政治家、教育者、親をはじめ、権威の失墜によって絶対的な正義がなくなり、自分勝

手な正義を振りかざし易くなった。

・消費社会にどっぷり浸かっている(医療をサービス業と考えるなど)ために、お客様な

ら何でも要求しても良いという意識が蔓延している。

・被害者意識が強く、本来得られるはずだった利得を要求しても良いという風潮が強い。

この背景には、ミドルクラスが疲弊し、社会のハイ・ロウの二極化が進展してしまった

ことがある。即ち、旧ミドルクラスの怒りと羨望が被害者意識を生み出し、正義依存に

結びつく。

この分析は秀逸だなと感じました。

 

最後に著者は、この「正義依存」は益々蔓延すると予測する。それは、他責的な傾向に

つける薬はないことと、『観衆』と『傍観者』が多いからだとしている。そして、こうした状況

に我々はどう向き合うべきかについては、うっぷん晴らしのために正義感を振りかざして

悪を叩くようなことをやっていないか、一人ひとりが自分自身に問いかけてみるしかない、

としている。この点については前掲の香山リカ氏と同じで何ともお粗末で物足りなさを感

じてしまい、残念でなりません。

 

著者が言うように、題名である『正義という名の凶器』が、『正義が狂気に変わる社会』

と同義だということに、戦慄を覚えてしまいました。