2013.12.26

自宅の建替え《構造編》

設計グループの川口です。

自宅の解体が終わり、10月中旬から住宅の工事が始まりました。

地盤補強を行った上で、まずは基礎工事。



ご近所のみなさん気になるようで、よく見に来られるようです。

「これだけ基礎が頑固なら地震が来たらここに避難させてもらおう。」

と言っていただいています。(基礎は標準仕様です。)



11月中旬から大工さんが入って、建て方が始まりました。

柱と梁は集成材で、その接合部分はメタルジョイントです。

集成材との組み合わせで優れた強度を発揮します。

(これも標準仕様です。)



屋根や外壁・バルコニーなどの防水工事が終わり、玄関引戸や

アルミサッシも付いて風雨が防げる状態になりました。

安心して年を越せます。

来年3月の完成が楽しみです。

 
2013.12.23

冬至近景

あれもこれも担当の千葉です。

 

今年の冬至は12月22日(日)でした。一年で最も昼の短くなる日。でも翌日か

らは日一日と日が長くなるので、古代には一年の始まりの日でもあったとか。

そんな季節の身近な風景から。



昼間は気が付かないのですが、夕方になるとほんのりとジャスミンの花のよう

な香りが漂い出ます。

 



週末は風もおさまり随分と暖かく感じられましたが、少し山に入ると冬は本番。

足元には霜柱が立っています。



モチノキの実が沢山生っていました。鳥が好む実の一つだそうです。樹皮から

染料や鳥もちを採ったことからモチノキと名付いたのでしょうか。



こちらは同じく少し山の手で見つけた山茶花。拙い私の写真ではちょっと判り難

いのでですが、手前から、白・ピンク・赤と三色揃い踏み。縁起良さそうでしょう?



冬至を越えれば新年までもうわずか。我が家では、湯船に浮いて芳香を放つ

他に、おせち料理の柚子釜となって大車輪の活躍をします。

 
2013.12.20

変なオジサン~独善の戒め

あれもこれも担当の千葉です。

 

先日、こだま号に乗り、3人掛けの窓際に席をとって暫くした時です。一人の

私と同世代の男性が、つまりオジサンが、車両に入って来ました。

 

海外旅行にでも行くのか沢山の荷物を持っています。お昼過ぎの時間のため

車両には結構空席があります。すぐ前の列は3席とも空いていますし、通路を

挟んだ2人掛けも空席です。それなのにわざわざ私の頭の上の棚にこれ見よ

がしに荷物を置き、同じ3人掛けの席の一つ空けて隣に座りました。ね、変な

オジサンでしょう?



その彼が席を立ってじきに車掌さんが検札に現れ、『ここは指定席ですよ』と

静かに言いながら立ち去るではないですか。えっ?変なオジサンの行動の謎

が氷解した瞬間でした。急ぎ自分の荷物をまとめ、隣の自由席車両に移った

私こそが変なオジサンだったのです。

 

一つとなりの指定席車両に間違えて乗ってしまった自分こそが責められるべ

きだったにもかかわらず、恐らく自分の席を変なオジサンに占領されてしまっ

て困惑していた方を心の中で責めていた自分。冷や汗もの。独善の戒めを味

わわせて戴きました。

 

皆さん、もし新幹線で変なオジサンに遭遇しても、どうか少しばかり優しい目

で見てあげて下さいね。
2013.12.19

木下大サーカス in静岡

花崎です

 

 

先日、何十年ぶりに静岡へサーカスを見に行きました。

 

小学生の頃だったか?沼津で見て以来です。

 

猛獣ショーや空中ブランコなど、あっという間の約2時間でしたが、

 

中でも一番感動したのは、球体の中で行うバイクショーでした。



(会場内での撮影は禁止されているため、

画像はホームページより転用させていただきました。)



3台のバイクが高速で球体の中を走り回ります。

 

しかも下の方に人が立っています。

 

一歩間違えば・・・ と思うと鳥肌が立ってしまいました。

 

プロフェッショナルに拍手!

 

子供の頃は、エンジンの爆音に、ただ驚いていただけだったと思います。

 

懐かしい思いと共に、

 

当時とは異なる新たな感動に出会いました。

 
2013.12.16

年末大掃除応援セミナー

山本です。

 
今年も残りわずかとなり、皆さま慌ただしい毎日をお過ごしではないでしょうか。


今回、少しでも皆さまのお力になれればと思い、
弊社で工事をさせていただいたお客様を対象に
『年末大掃除応援セミナー』を開催させていただきましたので、報告いたします。





事前にイベント案内をさせていただいたのですが、
当初想定していた人員よりも、かなり多数の参加希望をいただき
急遽、公演回数を増やすといったハプニングがありましたが、
あらためて皆さまの関心の高さに気づかされました。


また、今回ご出席いただいた方の多数は、築10年未満の方でしたので、
お引渡しの際、お引渡し後にアドバイスができるように、自分をスキルアップさせる事の必要性を感じました。




今回は「水回り・サッシ周り」を中心に掃除セミナーを行いましたが、
今後は掃除に限らず、皆さまの生活のお助けができるようなセミナーを開催していきたいと思います。






2013.12.16

今年のカレンダー

法人部 営業事務の内田です。

 

今年も残り少なくなりました。

 

会社の来年のカレンダーができあがり、社長をはじめ、社員全員で

みなさんのところにお持ちしています。

例年、鈴木菊三郎相談役がその絵を担当しており、

来年のカレンダーで15回を数えることとなりました。

 

例年すばらしいカレンダーができあがり、

一冊いただけるといいなと思っております。

来年のカレンダーは、昨年までと違い、それぞれの絵にメッセージがついています。

それも菊三郎相談役の直筆のもので、また味があるというか…。

 

 

今年のカレンダーには、ひとつひとつの絵にメッセージがありませんでした。

しかし、メッセージ付きのカレンダーも少しですがありました。

それも相談役が一枚一枚直筆で書き添えたものです。

そのまましまってしまうのも惜しいので、ここに残そうと思います。

 



1・2月 さむいですねでもみかんの花咲く春はきっとくる

3・4月  さくらさく のこるさくらもちるさくら

5・6月 はなはさく はなはさく いつか恋するきみのため

7・8月 かわらぬもの かわるもの

9・10月 怒るまえにやさしさを

11・12月 ひとかわむけば あたらしい

 

来年のカレンダーの配布も順調に進んでおり、

社内にも残り少なくなってしまいました。

来年は良い年になると良いですね。

 
2013.12.16

マンションの改修

営業の大川です。

私の住んでいるマンションは、築25年になります。

外壁は10年くらい前に塗装し直しましたが、設備の改修はしませんでした。

今回、受水槽と高架水槽を交換することになりました。

下の写真は、仮設の受水槽と新しい受水槽です。



新築の場合と違い、住みながらの交換ですので余計な費用がかかります。

今後に備えて、修繕積立金の値上げのはなしも出ています。

ただ、ものぐさな私としては定期的に修繕してくれるので助かっています。

 
2013.12.14

シリーズ・ちょっと気になるデザイン~小物を使ったデザイン

あれもこれも担当の千葉です。

 

旅行に行ったり、街を歩いていたりして気になるデザインをパシャリ。

今回は小物を使った、ちょっと気になるデザインを拾ってみました。



お酒のビンを置く器に押し花を閉じ込めた氷を張るとか。

 

大それたことは何もないけど、ちょっとした遊び心と気配りで

素敵なデザインが生まれて来ます。こうした、気持ちと日々の

暮らしを豊かにしてくれるデザインを心掛けるように社員には

お願いしています。

 

先日お引き渡ししたお宅のお部屋にもちょっとしたアクセントを見つけました。



可愛いでしょう?

 
2013.12.11

小学生とお掃除

時代おくれの堤です。

 

先週の土曜日午前中に三島市では一番歴史の古い三島市立徳倉小学校3年生の児童のみなさんと校庭の清掃活動をしてきました。徳倉小学校は140年の歴史があるそうです。この活動は「小さな親切運動」の一環として行いました。すがすがしい青空の下で、まずは開会式です。



われわれ大人は、ごみ袋を持ち児童の拾ったごみの回収係です。私についてくれた男の子はとっても一生懸命に落ち葉を両手ですくい上げ、一番先にごみ袋を一杯にしてやろうという意気込みが伝わってきました。あっという間に校舎北側の落ち葉がきれいに片付きました。



短時間ではありましたが、小学生のみんなと触れ合えてとても良い時間を過ごさせていただきました。大人が混じって活動するとこんなにみんな一生懸命にしかも早くやるんだなと感心しました。きっと児童のみなさんも、みんなでやることの大切さや意義を感じてくれたと思います。徳倉小学校のみんな、おつかれさまでした。また、楽しい時間をありがとうございました。

 
2013.12.10

シリーズ・徒然読書録~『箱根駅伝 青春群像(佐藤三武朗著)』

あれもこれも担当の千葉です。

 

読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて大雑把、

何かしらからだのどこかに蓄積されていれば良いという思いで、雑然と読み流します。

その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かとも恐縮しつつ、ブログに読書録なる

ものを記してみるのは自分にとって有益かも知れないと思い、始めてみました。皆様

のご寛恕を請うところです。

 

徒然なるままに読み散らす本の中から気に入った本、今回は『箱根駅伝 青春群像』

(佐藤三武朗著、講談社刊)のご紹介です。



著者であり、日本大学国際関係学部長の佐藤三武朗先生には、日頃から種々の

活動でご厚誼を戴いており、今回の出版記念チャリティー講演会にもお誘い戴き

ました。お忙しい公務の傍ら、先生はこれまでにも小説をお書きになって来ました。

私が読ませて戴いたものだけでも、『天城恋うた』、『天城少年の夏』、『修善寺ラ

プソディ』、『日本巨人伝 山田顕義』、『くれない燃ゆ 唐人お吉』と多数。個人的

には、日大の創立者にして維新の功臣、山田顕義公の伝記小説が素敵だと思

います。



本著は、2012年1月の第88回箱根駅伝を舞台にした、ドキュメンタリー小説で

す。2012年の大会は、往路・箱根の登り5区で『山の神』と名を馳せた東洋大学

の柏原選手が4年生として最後に挑んだ大会です。小説はいきなりこの4区から

5区への中継所の風景から始まります。この年には出場を逃し、解説者として第

一中継車に乗り込んだ日大の駅伝部長・陸上部長である『藤田』が語り部となっ

て、レースの進行から各チームの駆け引きまで、選手、監督、校友、ファンの心

理を解説しながら、箱根駅伝の舞台の表裏を描き出して行きます。作中に散り

ばめられた駅伝の起源や箱根駅伝の歴史、エピソードなどが、箱根駅伝の楽

しみ方を深めてくれます。



実際に佐藤三武朗先生は、日大の陸上部長として12年、駅伝部長も兼務され

ていましたが、2011年の大会では不本意にも最下位に沈み、途中繰上げスタ

ートとなったためにチームの『絆』の象徴とも言えるピンク色の襷を繋ぐことが

できずに号泣され、翌年2012年の大会には予選会で出場権を得ることができ

ずに無念に暮れました。このような失意の中で東北の被災地を訪ね、逆に元気

と勇気を貰い、一念発起して書かれたのが本著です。そのためか、本著では東

洋大の柏原選手(福島県出身)を始め、東北の被災地出身の選手達への暖か

な眼差しが印象的です。はしがきにある、『私は傍観者である。しかし、執筆に

当たって、選手と共に走った。野球の観戦者が、良き解説者となって応援する

ように、私も駅伝の監督となり、解説者となり、観衆の一人となった。』という佐

藤先生の言葉が良くこの小説のスタンスを表しています。



以下印象的なくだりを抜き書きしてみます。

 

『箱根駅伝の背景となるものを描くことが、大事であると思った。箱根駅伝を成

功させるには、地域の人々の協力が欠かせない。もちろん、主役は選手であ

る。しかし、補欠選手を初め、走路員や交通指導員、さらにはボランティアの

方々など、選手を支える人たちの力があればこそ、駅伝は成功する。箱根駅

伝は総合芸術である。』(はしがき)

 

『駅伝には日本人の精神が息づいている。』(本文)

 

『選手は、途中で走行の棄権を認められない。最後の最後まで、チームを

思い、襷を引き継いで走らなければならない。駅伝には支え合い思いやる

心、わが身を滅ぼしても成し遂げる魂がある。そのドラマに、観衆は酔いし

れる。』(本文)



これは本の背表紙です。表表紙で2位のピンクの襷(日大の襷のカラー)が、

背表紙ではトップにたっています。佐藤先生の願いを込めたお茶目な発案だ

と聞きました。